研究情報

人の動きを支援するロボティクス・メカトロニクス機器の実用化

研究者

メンバー(所属)研究テーマ(個別)役割
原口 真 (機械工学科)歩行器・放射線防護スーツの開発と実用化研究代表者
西田 好宏 (電気電子工学科)意思表出支援技術の開発と実用化
小沢 康美 (機械工学科)車椅子の開発と実用化
砂川 武義 (原子力技術応用工学科)放射線防護スーツの開発と実用化
西尾 浩一 (デザイン学科)食事リハビリ支援機器の開発と実用化
藤田 大輔 (デザイン学科)住環境デザインの観点から見た開発機器の実用性評価
野口 雄慶 (デザイン学科)実用性検討のための開発機器使用者の運動評価
辻本 典央 (スポーツ健康科学科)バイオメカニクスの観点から見た開発機器の実用性評価

予算

単位:千円

備品研究旅費報酬雑費郵便図書その他合計
H29114030489237000193005500
H300500010000001003306430
H3105000100000010006100

*H30以降は予定金額

研究スケジュール・内容:(平成29年度~平成31年度)

平成29年度

  • 平成28年度に開発した試作品の改良品を開発し,使用感評価・臨床評価を行い,データとしてまとめる.
  • 改良品を適宜メーカーに紹介し,共同開発先を探し,製品化に繋げる.
  • 平成32年のパラリンピックやサイバスロンに,障がい者アスリートのサポート役として参加できるかについてメンバー内で話し合う.
  • 平成30年2月に「課題解決型福祉用具実用化開発支援事業」を企業側に提案,共同開発に繋げる.

平成30年度

  • 試作品・製品の改良を進める.
  • 平成30年4月にバリアフリー展(インテックス大阪で実施される福祉機器の展示会)に開発品を出展し,成果発表と共に,共同開発先を探す.
  • 平成30年9月初旬に日本体力医学会のワークショップにて,開発品を出展する.
  • 平成30年9月下旬にH.C.R. 2018(東京ビッグサイトで実施される,アジア最大規模の福祉機器の展示会)に出展し,成果発表と共に,共同開発先を探す.

最終年度

試作品・製品の改良を進める

年次目標

平成29年度

<原口>歩行器とスーツの改良を行い,改良品を企業に紹介する.免荷スーツ,歩行器の特許を取得する.
<小沢>ベッド変形型車椅子の開発・改良を行う.
<西田>フォトリフレクタや筋電センサ等を用いた人の動きを検出するセンサの実験,評価を行う.
<西尾>食事支援,リハビリ双方の有用性を検討した試作3号機を開発し評価実験を行う.
<砂川>医療で使用可能な放射線防スーツを開発する.
<野口,辻本> 情報提供や、開発製品の安全性や性能をバイオメカニクス的な視点から評価しアドバイス.
<藤田>上記の活動を住環境デザイン・人間工学の観点からフォロー.適宜,情報提供・評価し実用化に繋げる.

平成30年度

<原口>試作品を大規模展示会で紹介する.足踏み式歩行器と免荷スーツの製品化を進める.
<小沢>ベッド変形型車椅子の開発・評価・改良を行う.
<西田>手書き文字認識エンジンに評価したセンサを加えた意思表出装置のプロトタイプを開発する.
<西尾>試作1,2,3号機の評価の結果からより実務的なモデルを制作し実用化,製品化を進める.
<砂川>医療機関において放射線防護スーツの実証試験を行う.
<野口,辻本> 情報提供や、開発製品の安全性や性能をバイオメカニクス的な視点から評価しアドバイス.
<藤田>上記の活動を住環境デザイン・人間工学の観点からフォロー.適宜,情報提供・評価し実用化に繋げる.

最終年度

<原口>企業と一緒に足踏み式歩行器と免荷スーツの製品化を進める.製品の臨床評価を行う.
<小沢>ベッド変形型車椅子の実用化・製品化に繋げる.
<西田>プロトタイプをデモして意見等をフィードバックすることで改良を重ねて製品化に繋げる.
<西尾>プロトタイプモデルを用いた製品化デモンストレーションを展示会等で行い製品化に繋げる.
<砂川>医療用放射線防護スーツの製品化を進める.
<野口,辻本> 情報提供や、開発製品の安全性や性能をバイオメカニクス的な視点から評価しアドバイス.
<藤田>上記の活動を住環境デザイン・人間工学の観点からフォロー.適宜,情報提供・評価し実用化に繋げる


足踏み式歩行器

フォトリフレクタの実験

食事リハビリ支援機器

放射線防護スーツ 

免荷スーツ