福井工業大学 Fukui University of Technology

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熱中時間

FUTの人たちの最高の
時間をインタビュー
FUTの人たちはなぜ熱中しているのか。熱中するものだけが感じられる最高の時間とは何か、に密着する。

No.15
基盤教育機構 講師
サム・トムソン
theme:英語教育

福井工業大学では、「地球規模の視野で見つめ、地域視点で行動する」という「グローカル」の考えに基づき、平成25年度からコミュニケーション力を重視した英語力強化プログラムSPECがスタートする。4年次までじっくり英語を学ぶ新カリキュラムやTOEIC対策、留学サポート等に向けた準備が進められている。そのSPEC(Special Program for English Communication)を中心になって担う基盤教育機構で、「話せる英語」を身に付けてもらいたいと英語教育に情熱を傾けているのがスコットランド出身の専任講師のサム・トムソン先生だ。

英語カフェで生きた英語に触れてほしい


学生の自主的な学習や国際交流、留学をサポートする拠点としてFUTタワー4階に新設されたインターナショナルセンター。その中心となる明るくオープンな雰囲気のスタディラウンジが、週に2回賑やかな雰囲気に包まれる。課外講座の一環として行われている「英語カフェ」の時間だ。サム先生を中心に英語に興味がある学生が集まり、フリートークで盛り上がる。メンバーはみなリラックスし、実に楽しそう。その様子はさながら語学学校のようだ。
「英語カフェは、うちの学生ならいつでも誰でも好きな時に自由に参加できるというのが魅力じゃないでしょうか。毎回ある程度テーマを決めて進めています。私は映画が好きなので映画の話をすることが多いかな。あとはイギリスと日本の文化の違いとかスポーツの話とか。でも、途中でいろいろな話題に変わっていく。授業じゃないので、各々が自由に話しています。もちろん、日本語はNGですよ」と微笑むサム先生。


自由な雰囲気と彼の優しい人柄が人気の秘訣なのだろう。参加する学生は、終了まで英語でのコミュニケーションを楽しんでいる。
「参加者はみな熱心。上達も早い。英会話の上達の鍵は、ネイティブスピーカーとのコミュニケーションなんです。みんな文法も単語もよく知っているけれど、会話となるとしどろもどろになってしまう。工大生だけじゃなく日本人って間違いを恐れたり、迷惑をかけるかもと遠慮してしまいがちでしょ。でも生きた語学を習得するには間違いを恐れずどんどん聞いて話すことが大切なのです」。だからこそ、英語カフェに向かう時は自然に力が入るという。

イギリスから日本へ。日本で見つけたやりがい


イギリス北部のスコットランドで生まれ育ったサム先生。
日本への興味は、日本の高校にあたるパブリックスクールで日本人の友人ができたことがきっかけ。「寮のルームメイトが大阪から来た留学生で、すごく仲良しになりました。その影響で日本の歴史の本を読んだり、映画を見るようになって、どんどん日本に興味が沸いてきたんですね。でも、残念ながら当時は日本語がまったく話せませんでした」。

大学卒業と同時に来日。大阪で英会話学校の講師の職に就く。
「最初の1年は、日本の生活が楽しくてしょうがなかった」というように、生活を存分に満喫。同時に、「今まで英語を話せなかった生徒が、徐々に上達し話せるようになる。それがすごく嬉しい」と英会話講師としてのやりがいを感じるようになっていた。

しかし約1年後、勤めていた英会話学校が閉校。「この仕事を続けたい」。その一心で仕事探しをする毎日。
そこで見つけたのが福井の英会話学校での講師だった。
「本国に帰る気持ちはまったくありませんでしたから、仕事が決まった時は本当に嬉しかったですね」。

大阪から福井へ。サム先生にとって、初めて降り立った福井は賑やかな街に映った。「私が生まれ育ったところは、あたり一面のどかな牧場でいるのは牛くらい。一番近い家が2km先という田舎でしたからね」と笑う。

話さなければならない状況で日本語が上達


今では流暢に日本語を話すサム先生だが、実は福井に来るまでほとんど日本語は話せなかった。それもそのはず、英会話学校の授業では日本語は一切NG。スタッフとの会話や会議もすべて英語だったからだ。ところが福井で腰を据えてじっくり暮らし始めると、日本語が話せないとなにかと不自由だということに初めて気付かされた。もちろんそれまでも独学で日本語を勉強していたが、話せるのはほんの片言。その後、日本語講座に週1回通い始めるが、日本語を気軽に話す機会は少なく、思うように上達できずにいた。


彼の日本語が急速に上達したのは、福井工業大学の講師に就任してから。「基盤教育機構の先生方はみんな英語がペラペラですけど、普段の会話は日本語。私がいても変わりません。それに大学の職員の方も片言でしょ。だからどうしても日本語をはなさなければいけない。そうした環境に置かれて、急速に日本語が上手になってきました」。サム先生から笑みがこぼれる。
今でも日本語の勉強は欠かさないが、何よりサム先生の日本語上達の手助けをしてくれるのが彼の日本人の奥様であり、大学の同僚なのだ。「私はまだまだ日本語が下手で間違いが多い。そうすると『それは違うよ』とその場で直してくれる。それが大切。そうすればどんどん上達していきます。私も身を持って実感しています。恥ずかしがって話さないのは、語学をマスターする上ではダメなことなんですよね」。

英語カフェは日常英会話上達の鍵、これからも続けていきたい


サム先生にとって大切にしたいのが英語カフェだ。フリートークだけではなく、ハロウィンパーティやクリスマスパーティなど楽しいイベントも盛りだくさん。学生とスタッフで大いに盛り上がる。「敷居の低い英語カフェは、やはり授業とは違いますね。日常生活の英語を聞き、話すことができる場なのです。ここなら、これまで英語が苦手だった人も気軽に参加できるはず。だから、英会話を習得したいと少しでも思っている学生がいたら、ぜひここに来てもらいたいです。1回来てみれば、楽しさがわかりますよ」。

「これからますます海外からの留学生も増えることでしょう。そうなれば、インターナショナルセンターは福井にいながら国際交流ができる絶好の場になるはずです。留学しない学生も大学で語学を身に付け、国際感覚も身に付けることができるようになるでしょう。今から僕も楽しみにしています」。

福井工業大学での英語教育のさらなる可能性に胸を膨らませているサム先生。これまで以上にやる気に満ち溢れているようだ。



学年学科名等は、取材時のものです。

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