大学院

Graduate School

大学院 大学院

2050年に求められる
高度な教育研究を実践。

グルーバル化が進む中、科学技術立国を標榜する日本が他国と共生しつつ競争していくためには、付加価値が高い独創的な技術開発が必要です。
また、その社会的ニーズに応えていくための技術開発を担うことが、大学院の使命です。
本研究科では、応用理工学専攻と社会システム学専攻の2専攻を設置し、それぞれの専攻に学部学科に対応したコースを設け、学部からの一貫教育を進めることにより、技術開発の基礎となる学問体系や理論をしっかりと身につけた上で、高度な専門知識と先進技術を持つ研究者・技術者を養成しています。

大学院 工学研究科委員長

掛下 知行

応用理工学専攻(博士前期課程/博士後期課程)

Department of Applied Science and Engineering

応用理工学専攻では、基幹工学および先端理工学分野で柱となる電気電子情報工学、宇宙情報科学、機械工学、環境生命化学、原子力技術応用工学の5つのコースを設置し、各コースの専門分野の教育と研究を行っています。
博士前期課程では、広い視野と高度な専門知識を備え、国際的に活躍できる人材の育成、博士後期課程では、目覚ましい科学・技術の進歩に対応できる専門知識と応用能力、研究能力を備えた人材の育成を目指しています。

学部
人材の養成及び教育研究上の目的
電気電子情報工学
コース
電力工学、電子材料・デバイス工学、物性工学、制御工学、コンピュータ情報工学、人工知能の各分野の教育と研究を行い、エネルギー、半導体、デバイス、情報技術などの広い領域で革新を続ける電気電子情報工学分野の研究開発に貢献できる人材を育成します。
宇宙情報科学
コース
宇宙環境科学、地球環境計測工学、衛星通信工学、情報処理工学の各分野の教育と研究を行い、宇宙空間時代に対応できる人材を育成します。
機械工学コース
材料工学、振動工学、流体工学、熱工学、機械システム工学の各分野の教育と研究を行い、あらゆる産業に関わりを持つ機械工学の分野で活躍できる人材を育成します。
環境生命化学
コース
応用化学、環境科学、材料科学、応用生物学、生命科学、生体工学の各分野の教育と研究を行い、資源・エネルギー・地球環境・食糧問題など人類が直面している重要課題の解決や安全で豊かな循環型社会の構築に貢献できる人材を育成します。
原子力技術
応用工学コース
原子力工学、原子力発電工学、放射線応用工学の各分野の教育と研究を行い、原子力発電技術分野で高度な専門知識・技術を身につけた人材を育成します。

社会システム学専攻(博士前期課程/博士後期課程)

Department of Social System Engineering

社会システム学専攻では、自然と共生しながら安全・安心で持続可能な社会システムの設計・構築・管理運用に関わる土木環境工学、建築学、デザイン学、経営情報学の4コースを設置し、各コースの専門分野の教育と研究を行っています。
博士前期課程では、広い視野と高度の専門知識を備えた創造性豊かな人材の育成、博士後期課程では、建築・社会基盤の計画・調査・設計・施工・維持管理や情報社会の構築に貢献できる専門知識と応用能力、研究能力を備えた人材の育成を目指しています。

学部
人材の養成及び教育研究上の目的
土木工学コース
土木計画学、水工学、環境工学、地盤工学、構造工学の各分野の教育・研究を通じて、社会基盤施設の計画・設計・施工・維持管理および自然環境の保全を考究し、安全・安心な社会の構築に寄与できる人材を育成します。
建築学コース
建築計画・意匠、建築設計、建築環境・設備、伝統木造建築、建築構造工学の各分野の教育・研究を行い、個々の建築の個性とコンセプトおよび都市・地域社会のコンセプトとの調和を図り、快適な都市・居住空間の実現に貢献できる人材を育成します。
デザイン学コース
生活創造科学、生産・環境デザイン学、情報・伝達デザイン学の各分野の実践的な教育・研究を行い、生活・技術・文化・芸術などの理解の上に、豊かな生活環境を生み出すための魅力的な提案とその実現に貢献できる高度な専門性を備えた人材を養成します。
経営情報学コース
経営学、政策科学、情報科学の各分野の教育と研究を通して、高度情報社会で活躍できる能力と倫理観を兼ね備えた高度専門技術者・研究者を育成します。