宇宙がもっと近くなる。
宇宙がもっと近くなる。
福井工業大学では、あわらキャンパスにある衛星地上局を活用して、2003年から本格的に衛星データ利用に関する研究を行ってきました。2016年に文部科学省・私立大学研究ブランディング事業に採択された「ふくいPHOENIXプロジェクト」によってその活動を発展させ、2020年からは月周回軌道まで視野を広げた「ふくいPHOENIXハイパープロジェクト」としてJAXAとの共同研究契約を締結し、超小型深宇宙探査機エクレウスの電波を受信するなどの成果を挙げてきました。
この度あわらキャンパス衛星地上局は、既設の3つのパラボラアンテナに加えて、口径13.5mパラボラアンテナを新設し「地球周回軌道から月軌道までをカバーする衛星地上局」となり、宇宙からの大規模データを基に「宇宙×AI」による新しい価値の創造に向けたこれまでの取り組みをさらに大きく展開していくため、あわら宇宙センターを設立しました。
福井工業大学衛星地上局を「地球周回軌道から月軌道までをカバーする衛星地上局」として再整備し、宇宙技術開発、宇宙科学、宇宙産業に貢献する人材育成の拠点形成と地域貢献を行うことを目的とします。