福井工業大学 Fukui University of Technology

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熱中時間

FUTの人たちの最高の
時間をインタビュー
FUTの人たちはなぜ熱中しているのか。熱中するものだけが感じられる最高の時間とは何か、に密着する。

No.69
環境情報学部 デザイン学科 1年
中山 比奈子
theme:宇宙アート電車プロジェクト

これまで環境情報学部デザイン学科では、えちぜん鉄道と共同で七夕アート電車に取り組んでいた。10年目を迎える今回、新たに「宇宙アート電車プロジェクト」として車内装飾を行った。テーマを星や宇宙として、学生たちが自ら電車の中をデザイン・装飾を施した電車が6月27日〜7月17日の期間に特別運行。それをデザインしたメンバーの1人、中山比奈子さんにプロジェクトの内容を探っていった。

ただデザインするだけではない取り組み


これは毎年デザイン学科の1年生が中心となって行うプロジェクト。実際にデザインをする前に、まずはえちぜん鉄道へのプレゼンテーションが待っていた。中山さんのチームのテーマは「私たちの見ている宇宙」。運行を終えた人工衛星など宇宙開発に伴って増えている宇宙ゴミが落ちてくる事例などをみんなに知ってもらいたいと、問題を啓発する思いを込めることにした。「でもゴミだけだと印象は悪くて、見た目がきれいじゃないと一般のお客さんも不快に思ってしまうので、汚いをきれいに伝えるのが難しかったです。」と実際に乗る一般人のこともみんなで考えながら作成していった。

得意なことも伸ばし、新たな挑戦にも関わる


実際に目で見てわかるよう模型を作ったり、車内のレイアウトが分かるようにイラストを作った。実は中山さんは小さい頃から絵が好きで中学校の先生の薦めもあり、福井工業大学附属 福井高等学校のデザイン分野に進んだ。さらに「自分が得意なことも広めながら、新しい挑戦もしたい」との思いで、大学もデザイン学科へ。イラストもやりつつ、新たな立体を作る作業と、まさにこのプロジェクトが中山さんにとって理想の挑戦の形だった。中山さんのその意気込みもあり、えちぜん鉄道のプレゼンテーションにも見事選ばれ、宇宙ゴミを伝えるデザインが始まった。

実際に形にする難しさを感じた

チームで考えたのは、車内の天井に装飾した板を設置して、まるで宇宙のように見上げるような空間にすること。まずは、実際にえちぜん鉄道沿線に落ちているゴミを拾うところからスタート。集めたのはペットボトルや空き缶、傘などさまざま。それらをきれいに洗って、切ったり、加工して宇宙ゴミとしての素材を作っていった。そして1畳ぐらいの大きさの板に貼り付けて、スプレーや絵の具で塗り、合計8枚の板を作る。約1か月の作業の中、仮設置は1回のみ。実際に車内に乗せてみるとある問題が起きた。「デザインした色が濃すぎて車内が暗くなってしまって。また板が落ちたりして危ないことが分かって、まだまだ工夫が必要だと感じました」。



そして完成した夢の電車


安全面では揺れが少ないよう配置を変更。濃すぎる色には、銀色のスプレーを使って発色が良くなるように色のテイストを変化させた。さらに、それぞれの板には惑星があったら面白いとのアイデアが出て、各々がペットボトルなどでカラフルな絵付けをして100個ぐらいの惑星を作った。そして中山さんのデザインが活かされたのが、ヘッドマーク。これは過去の作品を参考にしたり、先輩たちに助言をもらいながら、1人で仕上げたものだ。こうして、宇宙アート電車が完成した。実際に走る姿を見た人の喜ぶ声を聞いて、このプロジェクトに参加してよかったと言う中山さん。「みんなで一つのものを作るというのは、非常にいい経験になりました」。



次なる挑戦へ羽ばたきたい


このプロジェクトがきっかけで、先輩たちから映画の撮影に使う美術セットの制作にも誘われ、また新たな目標ができた中山さん。「立体なども面白いなと感じて、デザインを1から勉強したいです。簡単にできないものがとても有意義な経験を生みます。もっと世界を知っていこうと思います」。プロジェクトに関わったことで次のステージへと進む。自分の持てる力を伸ばすだけでなく、どんなジャンルにでも挑戦したいという中山さんの思いがますます強くなっていく姿がそこにあった。



学年学科名等は、取材時のものです。

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