福井工業大学 Fukui University of Technology

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熱中時間

FUTの人たちの最高の
時間をインタビュー
FUTの人たちはなぜ熱中しているのか。熱中するものだけが感じられる最高の時間とは何か、に密着する。

No.55
スポーツ健康科学科2年
剱持 善希
theme:バトントワーリング

3月に行われた『第42回全日本バトントワーリング選手権大会』に出場。アーティスティックトワール・男子シニア部門と、酒井葉瑠華選手(福井工業大学附属福井高等学校 衛生看護専攻科1年)とペアで出場したアーティスティックペア・シニア部門と6種目ペアOVER-19の3部門で入賞したスポーツ健康科学科2年の剱持善希さん。8月にクロアチアで開催される『第9回WBTFインターナショナルカップ』に日本代表として出場する。

ソロだけでなく、ペアでも。世界大会日本代表出場権獲得に驚き

「ソロだけでなく、ペア部門で名前を呼ばれた時はウォーって叫びたいくらい嬉しかった」という剱持さん。特にペアでの世界大会代表選考会への出場は今回が初めて。「調子が良かった」という決勝の演技で「選ばれたいという気持ちは強かったのですが、シニア部門は経験豊富なペアが多く、選ばれるかどうかまったくわかりませんでした」という状況。だから受賞した時は喜びよりも、むしろ驚きの方が大きかったという。

見事W受賞を果たした剱持さんだが、実は、昨年の大みそかに自転車に乗っていて親指の靭帯を痛めるというアクシデントに。大切な指を故障しながらの出場だったというから驚きだ。大会を2月に控えた大切な時期でのケガにコーチからも叱責が飛んだほど。自分の不注意で故障してしまったことに後悔しきり。だからといって練習を休んだわけではない。「痛みはありましたが、指の上にバトンをのせて力づくで上げればなんとかなる。そこは気合で乗り切りました」とさらり。大会ではそんな故障があったとは思えない演技で、日本代表出場権を勝ち取った。


チーム競技に魅了された高校時代

バトンを始めたのは3歳の頃。姉の練習についていくうちに自然に始めるようになった。本格的に取り組むようになったのは中学2年生の時。練習に夢中になり、3年生の時にはフリースタイルの部門で全国6位に。「もっと上手になりたい」と生まれ育った新潟を飛び出し、バトンの環境が整った福井工業大学附属福井高等学校に進学する。ここでの練習は週7日。ホームシックにかかる暇がないくらい練習漬けの毎日だったが、辞めたいと思ったことは一度もない。「バトンが好きなんです。その時々で辛いことがあったと思うけど、楽しかった思い出しかありません」と振り返る。特に夢中になったのがチーム競技。「実はソロよりもチーム競技が好き。様々なレベルの選手が一緒に練習するので大変な時もありますが、一つのことを作り上げていくことの達成感や成功した時の喜びはソロでは味わえないもの」。高校3年生の時に出場した全国大会では金賞を受賞。部員全員で喜びを分かち合った。その時の感動は今も忘れられないという。
ソロでも頭角を現し始める。高校2年生の時には初めて世界大会『IBTFグランプリ大会』に出場。男子ソロトワール・シニア部門で4位入賞という快挙を果たす。福井に来てから技術や表現力を磨き、大きく成長を遂げていた。


大学生になり環境も大きく変化


大学に進学するとバトンの環境は大きく変わった。現在は高校で指導してくれた仙石晴子コーチが代表を務める『バトントワラーズ フェリーチェ』に所属。毎日あった練習は週2回になった。アルバイトも始めたため、練習時間も高校時代に比べ極端に少なくなった。「体力が落ちたと痛感。周囲から筋肉が落ちて痩せたといわれるようになり、焦りを感じています」。週2回のチームの練習はペアに専念し、別に練習時間を見つけてソロの練習に当てるなど、週4〜5回の練習を心がけている。自己管理が問われるようになった今の状況に多少戸惑うことがあるようだが、バトン中心の生活が変わることはない。

ペアは大変さも2倍だが喜びも2倍


酒井葉瑠華さんとペアを組んだのは高校2年生の時。「以前から知っていたので、ペアでやるのも面白いかも」というのが当初の印象。今年で4年目を迎えるが、今でもちょっとした食い違いからお互いにムキになるなど冷戦状態になってしまうことがあるのだとか。「一方の調子が悪いと、もう一方もそれに引きずられてしまう。調子が良い方がフォローすればいいのですが、なかなかうまくいかない。僕も調子が悪いとネガティブに物事を考えてしまうので、ますます悪い方向に。そんなことがしょっちゅうです。性格も両極端。僕は言いたいことがあると率直に言ってしまうのですが、相方は自分の気持ちを出さないタイプ。はっきり言わないことにいら立ってしまうことがあります」と苦笑い。そんな時はひたすら二人で踊り続けることで少しずつ距離を縮めてきた。
紆余曲折しながらも練習と経験を積み重ね、ようやく素晴らしい演技を披露し、結果を出せるまでに成長してきた二人。「今のペアには満足しているし、好きな種目もやっぱりペア」だと断言する剱持さん。「大変だけど、相手がいるから頑張れる。大変さも2倍だけど、喜びも2倍。いろんなものを共有できるのが面白いんです」。

気持ちを演技にのせて世界大会に挑む


『第9回WBTFインターナショナルカップ』が行われるのは8月。「先生や仲間、応援してくれる家族のためにも、世界大会でいい演技をしたい」と意気込みも十分。「緊張しやすく、そのため演技がかたくなってしまうことがある。世界大会まで行ってボロボロな演技をするわけにはいかない。伸び伸びと自分らしい演技をするにはそれ相応の練習が必要」と課題を挙げ、これまでにも増して厳しい姿勢で練習に打ち込んでいる。
各国から選抜された強豪が集まる世界大会だが、日本代表に食い込んだ実力は確かなもの。「ソロ、ペアともに気持ちをうまく演技にのせて表現したい」と話す剱持さんが、世界の大舞台でどんな演技を披露してくれるのか注目したい。



学年学科名等は、取材時のものです。

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