お知らせ

2023年11月30日（木）、工学部建築土木工学科で開講している講義の交通計画において、国土交通省 近畿地方整備局 福井河川国道事務所長の橋本亮氏をお招きし、「インフラの整備について～道路の整備や管理など～」をテーマにした講演をしていただきました。

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橋本所長には、現在の福井河川国道事務所の設置経緯や、河川・道路の管理をはじめとした国道158号大野油坂道路などの国交省直轄事業、災害時の交通マネジメントについて解説いただきました。さらに、インフラの老朽化の現状や今後の対応（新技術の活用など）について事例を用いて分かりやすく説明頂きました。

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また、デジタル技術を用いて、交通量や車両の動態データを計測し、地域の交通課題を可視化していく取り組みについて触れていただきました。例えば、AIによる交通障害自動検知システム、ETC2.0のデータを活用した渋滞対策や交通安全対策への展開を挙げられました。

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これらの講演を通して、国をはじめとする行政の仕事内容についても触れていただき、受講している3年生にとって、自分自身が将来どのような仕事・働き方をしたいのかといった自身の将来像を意識する機会にもなりました。

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（受講者の声）
■　いかにDX技術を取り入れて活用することが重要だと強く感じました。大学で基本的な技術を身につけて、将来的にはDX技術を活用できる技術者になりたいです。
■　講義を聞いて、災害が起きても早急に対応して元通りの道路に復旧することがすごいと思いました。非常にやりがいのある仕事だと感じました。
■　国土交通省の仕事や施策について分かりやすく教えていただきました。将来の選択肢の参考になるお話を聞けて良かったです。

今後も、未来志向で時代の変化に適応できる実践的技術者の育成を図る機会の創出を図るとともに、学生一人ひとりが将来の夢に向かった進路選択ができるよう努めて参ります。