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2016.11.07

第1回 環境・食品科学科セミナー 開催

招待講演 【講演名】 そばの新商品開発

日時   :11月2日(水)13:00~13:40
場所   :1号館305教室
講演会  :テーマ「そばの新商品開発」<教職員・学生 50名参加>
講師   :株式会社武生製麺 品質管理課 課長 西原 俊樹 氏
     (福井県越前市真柄町7-73 TEL:0778-21-0272)
内容   :そばの商品開発の実例や工夫・注意すべき点などの解説
試作品評価:内容学生が取り組んだγ-アミノ酪酸(GABA)を増加させたそばを使った試作品を
      武生製麺西原課長に評価していただきました。

取材   :日刊県民福井・福井新聞 他
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活動の概要

γ-アミノ酪酸(GABA)注1)は、血圧を下げる効果が報告されている機能性成分であり、そばなどの穀類に含まれている。密封加熱処理注2)によりGABAを増加させたそばを原料にして、その長所を活かした調理方法などを学生が検討している。これまで、そばがきやスープ、団子を試作して評価を行った。なお、この活動は、学生が主体的にプロジェクトを遂行しながら学ぶ平成28年度後期の環境情報学部環境・食品科学科の授業「環境情報学演習基礎」として行われており、参加している学生は7名で、毎週水曜日12:40~14:10が授業時間となっている。

  • 注1)γ-アミノ酪酸(GABA):血圧上昇抑制効果、副交感神経活動の亢進、自律神経障害の改善などの報告がある機能性成分である。
  • 注2)密封加熱処理:玄米に含まれるGABAを増加させた商品「発芽玄米」は、水に浸漬してGABAを増加させる。この際、微生物の繁殖などにより腐敗や微生物由来の臭いが出るなどの問題があった。密封加熱方式は穀類をそのまま密封状態で加熱することでGABAを増加させる方式。微生物汚染の危険がほとんどない。

活動の目標

29年1月に試作品数点を県内食品企業に提案したい。


【平成28年度後期授業】


お問い合わせ:環境食品応用化学科(小松)