お知らせ
NEWS & TOPICS
2016.07.29
雨水タンクの魅力を発信! “雨水タンクワークショップ”でノウハウを伝授!
本学環境情報学部 環境・食品科学科 笠井研究室では、雨水活用による日常的な水資源の確保に関する研究や活用方法の開発に取り組んでいます。
このたび、福井市清水東公民館で、あめゆきCafe主催による「雨水タンクワークショップ」(7月24日(日)、参加者約30名)が開催され、そこで笠井利浩教授が雨水タンク設置についてのノウハウを伝授してきました。
当日は、福井市内で実際に大型雨水タンクを設置・使用している方々のお話を伺い、雨水活用の魅力を知ってもらうとともに、雨水の流出抑制、雨水利用の促進に向けた取り組みへの理解を深めて頂きました。午前中の座学では、笠井教授は雨水活用の一番重要なポイントとして雨水の利用を示されました。その実例として、環境・食品科学科2年の学生2名(土井潮音さん、寿佳奈さん)が授業の一環として取り組んでいる「地域の未利用資源を使ったブルーベリー栽培」を紹介しました。このブルーベリーの水やりは、清水東公民館に設置された5 m3の雨水タンク(パンプキンタンク)の水が使われており、大変役に立っているとの事でした。
その後、実際に1000 L 自作大型雨水タンクの製作・設置や市販タンクの設置(2基)作業を参加者と共に行い、現場では笠井教授が雨どいからタンクに水を引き込む配管などについてアドバイスを行い、参加者は雨水タンク設置のノウハウや雨水活用の大切さを学んだ様子でした。
※あめゆきCafeとは
2014年8月福井工業大学で開催された「第7回雨水ネットワーク会議全国大会2014 in 福井」開催後も、継続的に福井を中心とした北陸地域での、雨と雪の活用を考え、地域の方々と共に実践的な活動を行っていくことを目的に結成された団体。雨水活用に関連する様々な情報を交換・共有するために定期的に勉強会を開催しています。
お問い合わせ:環境食品応用化学科(小松)