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2018.04.18

【レポート】若狭町みさき漁村体験施設「みさきち」のオープン記念式典が開催されました

 平成30年4月14日(土)に若狭町みさき漁村体験施設のオープン記念式典が開催され、本学園の教職員30名、学生63名の計93名が出席致しました。
 
 この施設は、本学を運営する学校法人金井学園が指定管理者となって運営する研修宿泊施設で、合宿や、魚さばき・干物づくりなど漁村体験が出来ます。閉校となった旧岬小学校・三方中学校岬分校の校舎が改修されたもので、本学環境情報学部デザイン学科の学生・教員がデザインに携わりました。式典では、若狭町 森下裕町長、西浦地域づくり協議会 松本弘康会長、学校法人金井学園 金井兼理事長よりそれぞれご挨拶がありました。
 森下町長のご挨拶では、「この施設を拠点に新たな観光周遊ルートを開拓し、交流人口拡大を目指していきたい」と述べられ、松本西浦地域づくり協議会長のご挨拶では、「これからこの施設が旧岬小学校を卒業していった方々が再び集える場所として復活し、さらに金井学園様をはじめとする地域外の方々との交流の場所として再スタートすることに地域全体が喜びと期待を持っている」と述べられました。金井理事長は、「国内や世界から若い人たちが集う施設にし、教育機関と自治体の連携のモデルケースとなるよう運営を行っていきたい。」と述べられました。
 施設概要説明では、若狭町総合戦略課の泉原功課長から改修内容の説明があり、愛称紹介では、本学環境情報学部デザイン学科 藤田大輔講師から愛称が発表され『若狭町・西浦地域づくり協議会と協議を重ね、施設愛称は、「みさきち」に決定しました。意味は、皆さんの思い出の詰まった愛着ある旧岬小学校から、様々なイベントや情報発信を行う基地として活用していく思いが込められています。』と説明がありました。

 式典アトラクションでは、地元からは五湖鶴太鼓、本学からは応援団吹奏楽部の演奏が披露され、施設愛称モニュメントの除幕式では、除幕に合わせてファンファーレと共に地元の子供たちと大学生が風船飛ばしを行い参加者全員で施設オープンをお祝いしました。
 式典終了後は、大学生が体験調理場において地元の水産研究会の漁師さんより魚さばきの指導を受け、さばいた魚をその場で焼いていただくという体験をしました。参加した学生たちからは、普段馴染みのない体験ができとても楽しかったという感想を聞くことができました。
また、地元の子供たちは、科学実験キャラバンへ参加し、環境情報学部環境・食品科学科の学生・教員が指導するUVレジンを使ったキーホルダー作りを体験したり、科学実験ショーを観たりして楽しんでいました。

 その他では、地元西浦地域づくり協議会の方々を中心とした刺身・海鮮鍋のふるまいや神子地区の方々による餅つき実演などを行っていただき、地元ならではのとても美味しい食事の提供をいただきました。「みさきち」で繰り広げられた多くのイベントで、地域の方々と本学の学生・教職員が大いに交流・親睦を深めることができました。






お問い合わせ:社会連携推進課