お知らせ

　本学 AI & IoTセンター / 環境情報学部 経営情報学科 山西 輝也 教授と信川 創 氏（元経営情報学科 准教授)、国立大学法人福井大学 学術研究院医学系部門 / 魚津神経サナトリウム（副院長）高橋哲也 客員准教授の共同研究グループは、脳波からの神経ネットワーク機能評価のための解析装置とプログラム、解析方法を開発し、特許出願（発明名称：生体信号処理装置、生体信号処理システム、および制御プログラム、出願人：学校法人金井学園、国立大学法人福井大学）を行ったところ、このたび特許庁から特許査定を受け登録（特許第6830597号、登録日2021年1月29日）をいたしました。この開発手法による解析では、加齢性の変化やアルツハイマー型認知症、統合失調症を対象とした被験者と健常者との間で有意な差が見出され、今後は他の精神疾患にも応用が期待できます。

◆文献情報◆

１. S. Nobukawa, T. Yamanishi, T. Takahashi, et al., “Temporal-Specific Roles of Fractality in EEG Signal of Alzheimer's Disease,” Proceedings of International Joint Conference on Neural Networks (IJCNN 2017), pp.4395-4399, DOI: 10.1109/IJCNN.2017.7966412, IEEE (2017).

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