お知らせ

NEWS & TOPICS

お知らせ お知らせ

2021.01.22

文部科学省補助事業2020年度 東濃地科学センター(オンライン及び対面)研修を実施しました

2021年1月7日、18日及び22日に、東濃地科学センター研修を実施しました。この研修は、当初予定では、本学学生が岐阜県にある東濃地科学センターで実地研修を受ける予定でしたが、Cupid-19及び福井県大雪のため、オンライン研修に切り替え実施したものです。
1月7日の事前研修では、高レベル放射性廃棄物処分、土岐地球年代学研究所及び瑞浪深地層研究所について詳しく学び、瑞浪超深地層研究所については、動画(ビデオ)研修も受けました。
1月18日の研修では、原子力発電環境整備機構(NUMO)殿のご協力により、バーチャル研修(幌延深地層研究センターVR)、人工バリアの一つであるベントナイトの特性実験、地層処分地の最新の状況などを学びました。(写真は、ベントナイトのオンライン実験の様子)
1月22日の事後研修では、本学砂川教授の指導により、対面で、ベントナイトの特性を各学生が実験により確認しました。この実験キットは、NUMO殿から提供を受けました。

「地層処分をするための地層の調査は大体どれくらいの年月をかけているのか」「処分地に立候補する地が少ない理由として住民の反対以外にどんな理由があるのかを知りたい」「日本で処分地に立候補したとき、メリットは何があるのか。(安全性や土地環境を配慮しているとはいえリスクが大きい気がした)」「ベントナイトが水分を吸収する場合、量に限度はありますか?」等の質問が多数あり、NUMO殿に丁寧にお答えいただいた。
学生からは「実際にこの目で研究施設等見てみたいと思いました」「海外での高レベル放射線物質の研究についても知りたいと思いました」「今回は実験の内容がわかりやすくよくわかりました」「実験を行いましたが本当に爪楊枝を刺しても水が漏れなかったのでとてもすごいと思った」「VR映像によって施設の内部がみれて良かった」などの感想がありました。


お問い合わせ:原子力技術応用工学科