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2021.01.22

文部科学省補助事業2020年度 日本原子力研究開発機構、幌延深地層研究センター研修を実施しました。

 2020年10月24日から26日に北海道天塩郡幌延町にある「日本原子力研究開発機構、幌延深地層研究センター」で実際に「深度250m調査坑道」を含めた高レベル放射性廃棄物処理・処分の研究状況について、本学学生13名が学びました。「幌延深地層研究センター」研修の前には、10月19日から22日に、事前研修として国内外の高レベル放射性廃棄物処理・処分の状況について学び、「幌延深地層研究センター」研修の事後研修として、学んだ内容を一般の人に説明するプレゼンテーション資料作成を、11月11日及び2021年1月20日に行いました。
 学生からの「幌延深地層研究センター研修」に関する感想は「本研究センターの深地層研究の期間延期に関して道と町の承認が必要であることを学びました」「本研修で高レベル放射性廃棄物の地層処分に関して学び、改めて原子力技術の大切さを実感しました。」、「高レベル放射性廃棄物の地層処分の研修を通して、地層処分に関して間違った理解をしていた部分もあり、大変勉強になりました。」、「高レベル放射性廃棄物の地層処分に関し、人工バリアにより内側から放射線の遮蔽、外側からは地下水の侵入を防ぐ働きを知り、日本の地層処分の安全性は人工バリアの技術が重要なポイントであることを理解しました。」などでした。
また、学んだことを他の人に説明することについては、学生からは「学んだことを他の人に伝えることは重要であると思った」「高レベル放射性廃棄物処理・処分について、一般の方に分かりやすく伝えるのは重要であり、我々はその役目を担っている」などの感想がありました。



お問い合わせ:原子力技術応用工学科