ふくいPHOENIXハイパープロジェクト

JAXA小型衛星「DESTINY⁺」と本学衛星地上局の連携による共同研究が始まりました

JAXA深宇宙探査技術実証機DESTINY⁺ イメージ画像

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 福井工業大学は、あわらキャンパスに着々と整備が進行中の「宇宙通信・宇宙観測地上局」が、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が進めるプロジェクト「深宇宙探査技術実証機 DESTINY⁺(デスティニィプラス)」と連携し、『電気推進システムを用いた地球周回スパイラル軌道上昇の運用、および月以遠探査機の運用』に関する共同研究の契約を締結したことを受けて、県内外のメディアにお集まりいただき記者会見を行いました。

【共同研究契約についての記者会見】
 日 時:令和4年12月9日(金)10:00~ 
 場 所:福井工業大学タワー3F会議室

【出席者】
■福井工業大学(※「ふくいPHOENIXハイパープロジェクト」宇宙研究推進本部メンバー)   
 学 長           掛下 知行 (※本部長)
 電気電子工学科主任教授   青山 隆司 (※副本部長)  
 電気電子工学科 教 授   中城 智之(※メンバー)
 電気電子工学科 准教授   宮本 祐介( 〃 )
 客員教授          加藤 善一( 〃 )
 客員教授          皿井 宏仁( 〃 )
        
■国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA) リモート参加
 宇宙科学研究所副所長    藤本 正樹
 理事補佐          深井  宏
 宇宙科学研究所 DESTINY⁺プロジェクトチーム技術領域主幹        
               山本 高行


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 会見の冒頭、掛下知行学長(同大宇宙研究推進本部長)は、JAXAの関係者に謝辞を述べたのち、「このプロジェクトには本学の学生が多数参加することが想定されている。あわらキャンパスの衛星地上局が、世界の名だたる地上局と連携を図りながら、このような大きなプロジェクトに貢献することで、本学の認知度をさらに図るとともに宇宙分野の人材の育成にも努める。そして、全学を挙げて宇宙に挑戦する福井工業大学を目指していきたい。」と本プロジェクトの目的と今後の宇宙研究への抱負を述べました。

 続いて、宇宙科学研究所の藤本副所長や深井理事補佐からは「このDESTINY⁺も比較的小さな探査機だが、世界の宇宙探査は先日打ち上げたエクレウスに代表されるように、多くの民間企業なども参画できる超小型の探査機に潮流が移行しており、小型の探査機や小型の地上局の持つ利点を最大限活かし、深宇宙での活動に様々な人が参加することが望まれている。その意味で福井工業大学の「地上局」は、今後の宇宙研究にとって大変貴重だ。」との言葉を頂きました。

 本学の中城教授の説明では、「本学のようなコンパクトなアンテナを活用した研究活動は世界初の試みとなる。独自の役割として、バックアップ局、長期メンテ時の主局性能向上の検討、探索運用技術の研究などがあり、研究期間は2022年10月1日~2024年3月31日まで。この研究は教員のみでの運用は難しいため、3年次開講の実践学演習等という正規のPBL授業にも取り入れ、企業・自治体との連携の枠組みの中で学生が大いに関われる機会を積極的に作っていく。」と話しました。

 この会場には、この研究に関わる電気電子工学科の学生たちが終始この会見を傍聴していました。メディアからもJAXA側からも大きな関心と期待を寄せられているこの共同研究に自分たちも参画できるのだと、彼らは目を輝かせていました。


本学への期待について プロジェクト主幹 山本様のプレゼンシートより 

会見を傍聴する電気電子工学科の学生たち


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DESTINY⁺ (デスティニィプラス)プロジェクトとは JAXA 公式サイトのリンクは こちら

 2024年にイプシロンSロケットにより打ち上げを予定しているイオンエンジンを搭載する小型科学衛星探査機(400㎏レベル)を使い、将来の深宇宙探査のカギとなる先端技術の実験を予定しているミッション。数年をかけ軌道を修正しながらふたご座流星群の母天体である小惑星フェートン探査を目指しています。
 このフェートンは、水星よりも太陽に近づく軌道が特徴で、たくさんの塵(ダスト)が噴き出して地球に運ばれてくる天文学分野でも大変なぞの多い活動的小惑星です。
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「知」をつなぐ。「未来」を創る。|福井工業大学は、全学を挙げて「宇宙」に挑戦します。

【関連サイト】ふくいPHOENIXハイパープロジェクト 特設サイトはコチラ


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:社会連携推進課

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