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SYLLABUS

講義名
環境・食品科学実験Ⅰ(2F)
ナンバリング
IF21-EX5-E-11
開講学部学科
2024環境食品-食品バイオ
開講学年
2年
開講期
前期
担当者
原 道寛.大能 俊久.笠井 利浩.蔵田 浩之.竹下 達哉.田中 智一
単位数
2
授業の目的
本実験科目は、環境系科学実験と食品系科学実験とから構成されている。環境系科学実験では、吸光光度法や蛍光分光分析法など環境の分野で広く用いられている化学分析法および基本的な環境分析手法の基礎を学ぶ。食品科学実験では、糖質やタンパク質など食品の主要成分を分析する際の基本的な手法を学ぶ。これらを通して、環境・食品科学科の学生として必要な専門知識及び実験技術を身に付けることを目的とする。
(時間数:90分×2時限×15回)
※本授業は対面で行う。ただし、感染症の拡大や自然災害等により、オンライン授業となる場合がある。
科目に関するDP
(ディプロマポリシー)
特に重要
2
重要
3
望ましい
1,5
学修到達目標

1 環境系科学実験及び食品系科学実験に必要な実験技術を修得する。

2 環境系科学実験及び食品系科学実験における基本的な理論を理解する。

3 測定データの解析や考察を通して論理的な思考力を身に付ける。

4 コンピュータを活用してレポートを作成する能力を身に付ける。

アクティブラーニング講義形態
実験・実習、実験の結果を基にグループワークも交えながら実験の考察を検討する。
関連科目
食品環境化学概論、分析化学、機器分析、環境計測工学
評価方法
実験レポートの他、事前の準備、実験中の取り組みやグループ内での意思疎通、実験の達成度など総合的に評価する(レポート70%、学習態度30%)。ルーブリック等による判定をし、期限以内で、必要に応じて、フィードバックを行い、再提出させ、それも評価対象とする。
受講心得
実験操作や実験器具・装置の取り扱いに習熟するとともに、実験原理及びデータ処理・解析への理解を深める。このため、実験手順の流れ図を作成するなど予習・準備を欠かさないことが大切である。
関連リンク

原研究室ホームページ

授業計画

1 テーマ 環境科学実験ガイダンス
内容
方法等
環境分析法の概説、日程の説明、安全教育(原・竹下)
事前
学修
実験プリント(PDFファイル)をよく読み、理解したうえで、実験ノートや予備レポートに記入してくる。 時間(分) 80
事後
学修
実験データをもとに実験ごとのレポートを作成し、提出をする。 時間(分) 100
2 テーマ 環境科学実験(1);キレート滴定
内容
方法等
キレート滴定による水の硬度測定(竹下)
フィードバックとして、提出されたレポートを確認し、採点後必要に応じて返却
事前
学修
実験プリント(PDFファイル)をよく読み、理解したうえで、実験ノートや予備レポートに記入してくる。 時間(分) 80
事後
学修
実験データをもとに実験ごとのレポートを作成し、提出をする。 時間(分) 100
3 テーマ 環境科学実験(2);計算化学
内容
方法等
MolViewを用いた3D分子モデリングと結合角の測定(竹下)
フィードバックとして、提出されたレポートを確認し、採点後必要に応じて返却
事前
学修
実験プリント(PDFファイル)をよく読み、理解したうえで、実験ノートや予備レポートに記入してくる。 時間(分) 80
事後
学修
実験データをもとに実験ごとのレポートを作成し、提出をする。 時間(分) 100
4 テーマ 実験レポートの提出
内容
方法等
コンピュータを活用した実験データの解析および実験レポートの作成
(原、竹下)
事前
学修
今までの未完成のものを完成させ、manabaに提出 時間(分) 80
事後
学修
全体的にレポートの評価を上げるように努める。 時間(分) 100
5 テーマ 環境科学実験(4);吸収スペクトル等
内容
方法等
色素増感太陽電池用色素の吸光光度法による吸収スペクトルの測定と素子作製(原)
フィードバックとして提出されたレポートを確認し、採点後必要に応じて返却。
事前
学修
実験プリント(PDFファイル)をよく読み、理解したうえで、実験ノートや予備レポートに記入してくる。 時間(分) 80
事後
学修
実験データをもとに実験ごとのレポートを作成し、提出をする。 時間(分) 100
6 テーマ 環境科学実験(5);色素増感太陽電池等
内容
方法等
色素増感太陽電池の素子作製と測定(原)
フィードバックとして提出されたレポートを確認し、採点後必要に応じて返却。
事前
学修
実験プリント(PDFファイル)をよく読み、理解したうえで、実験ノートや予備レポートに記入してくる。 時間(分) 80
事後
学修
実験データをもとに実験ごとのレポートを作成し、提出をする。 時間(分) 100
7 テーマ 環境科学実験(6);まとめ;実験レポートの提出(再提出も含む)
内容
方法等
環境科学実験のまとめ、実験データの解析、実験レポートの作成(竹下・原)
フィードバックとして、提出されたレポートを再確認し、採点後必要に応じて返却。
事前
学修
レポートの直しを確認して、再提出をする。 時間(分) 80
事後
学修
レポートの直しを確認して、再提出をする準備をする。 時間(分) 100
8 テーマ 食品科学実験ガイダンス;食品分析法の概説等
内容
方法等
食品分析法の概説、日程の説明、安全教育(大能・蔵田・田中)
事前
学修
実験プリント(PDFファイル)をよく読み、理解したうえで、実験ノートや予備レポートに記入してくる。 時間(分) 80
事後
学修
実験データをもとに実験ごとのレポートを作成し、提出をする。 時間(分) 100
9 テーマ 食品科学実験(1);酵素法
内容
方法等
酵素法によるグルコースの定量(大能)
フィードバックとして、提出されたレポートを確認し、採点後必要に応じて返却
事前
学修
実験プリント(PDFファイル)をよく読み、理解したうえで、実験ノートや予備レポートに記入してくる。 時間(分) 80
事後
学修
実験データをもとに実験ごとのレポートを作成し、提出をする。 時間(分) 100
10 テーマ 食品科学実験(2);ローリー法
内容
方法等
ローリー法による食品中のタンパク質の定量(大能)
フィードバックとして、提出されたレポートを確認し、採点後必要に応じて返却
事前
学修
実験プリント(PDFファイル)をよく読み、理解したうえで、実験ノートや予備レポートに記入してくる。 時間(分) 80
事後
学修
実験データをもとに実験ごとのレポートを作成し、提出をする。 時間(分) 100
11 テーマ 食品科学実験(3);脂質の定量法
内容
方法等
食品中の脂質の定量法(大能)
フィードバックとして、提出されたレポートを確認し、採点後必要に応じて返却
事前
学修
実験プリント(PDFファイル)をよく読み、理解したうえで、実験ノートや予備レポートに記入してくる。 時間(分) 80
事後
学修
実験データをもとに実験ごとのレポートを作成し、提出をする。 時間(分) 100
12 テーマ 食品科学実験(4);モール法
内容
方法等
モール法による醤油中の食塩の定量(蔵田)
フィードバックとして、提出されたレポートを確認し、採点後必要に応じて返却
事前
学修
実験プリント(PDFファイル)をよく読み、理解したうえで、実験ノートや予備レポートに記入してくる。 時間(分) 80
事後
学修
実験データをもとに実験ごとのレポートを作成し、提出をする。 時間(分) 100
13 テーマ 食品科学実験(5);原子吸光分析法
内容
方法等
原子吸光分析法による食品中の無機質の定量(田中)
フィードバック:提出されたレポートを確認し、採点後必要に応じて返却
事前
学修
実験プリント(PDFファイル)をよく読み、理解したうえで、実験ノートや予備レポートに記入してくる。 時間(分) 80
事後
学修
実験データをもとに実験ごとのレポートを作成し、提出をする。 時間(分) 100
14 テーマ 食品科学実験(6);食品科学実験のまとめ:;実験レポートの提出(再提出も含む)
内容
方法等
食品科学実験のまとめ、実験データの解析、実験レポートの作成(大能・蔵田・田中)
フィードバックとして提出されたレポートを確認し、採点後必要に応じて返却
事前
学修
レポートの直しを確認して、再提出をする。 時間(分) 80
事後
学修
レポートの直しを確認して、再提出をする準備をする。 時間(分) 100
15 テーマ 環境・食品科学実験Ⅰの総括:;実験レポート再提出
内容
方法等
実験のまとめ、実験データの解析、実験レポートの作成(全教員)
フォードバックとして提出されたレポートを確認し、採点後必要に応じて返却
事前
学修
レポートの直しを確認して、再提出をする。 時間(分) 80
事後
学修
レポートの直しを確認して、再提出をする準備をする。 時間(分) 100
16 テーマ 予備日
内容
方法等
予備日
事前
学修
時間(分)
事後
学修
時間(分)

教材・参考書

No. 分類 書籍名 著者名 出版社 価格 ISBN/ISSN
1 教材 各教員よる配布資料
2 参考書 光化学I 井上晴夫 丸善株式会社 3,200円 978-4-621-04656-2