教育情報の公表
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WEBシラバス
SYLLABUS
- 講義名
- 理化学基礎実験(物理)(1F(A))
- ナンバリング
- IF12-EX3-E-11
- 開講学部学科
- 環境学部環境食品応用化学科
- 開講学年
- 1年
- 開講期
- 後期後半
- 担当者
- 原 道寛.竹下 達哉
- 単位数
- 1
- 授業の目的
- 物理学は、自然の中で起きる現象を観察・理解し、論理的に説明しようとする学問であり、その理論を裏付けるためには実験が不可欠である。本授業では、理科関連の教職についた場合に応用発展できるような、物理学に関する基礎的で且つ教育的なテーマの実験を通して、自然現象の物理的特性を理解するとともに、実験の進め方やコンピュータの活用など実験に関する方法論を実践的に学ぶことを目指す。(時間数:90分×2時限×8回) 本授業は対面式で行われる。ただし、感染症の流行や自然災害の影響により、オンライン授業となる場合があります。
- 科目に関するDP
(ディプロマポリシー) -
- 特に重要
- 重要
- 1
- 望ましい
- 2,3
- 学修到達目標
-
1 理科の教員を目指すことを前提に、身のまわりの現象を科学的且つ論理的に捉えるための実験が実施できる。
2 自分が行う授業(座学)をより理解し易いものにするために、実験は有用であることが理解できる。
3 中学校の理科、高等学校の物理の教科書に出てくる基本的な実験を各自で行うことができる。
4 中学校の理科、高等学校の物理の実験を教員として生徒に指導できる資質を養い実践できる能力が身につく。
- アクティブラーニング講義形態
- 実験・実習、グループワーク
- 関連科目
- 基礎物理学、物理学概論
- 評価方法
- 実験レポートと、事前の準備、実験中の集中度・達成度を重視し、実験科目に対する意欲などを含め総合的に評価する(学習態度30%、レポート70%)、ルーブリックによる判定をし、期限以内で、必要に応じて、フィードバックを行い、再提出させ、それも評価対象とする。
- 受講心得
- 基本的な実験心得、物理現象、測定器具への理解を深める。実験操作の流れ図を作るなど予習・準備が大切。
- 関連リンク
授業計画
1 | テーマ | 全体ガイダンス | ||
---|---|---|---|---|
内容 方法等 |
理化学基礎実験Ⅱの進め方の説明および安全教育 フィードバックとして、実験をする心得について、適宜・必要に応じて個別に指導する。 (原、竹下) |
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事前 学修 |
実験の心得として、高校物理学について復習をしておく | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
学修マネージメントシステム(LMS)上のテキスト等を確認し、実験の全体把握に努める | 時間(分) | 70 | |
2 | テーマ | 実験ガイダンス | ||
内容 方法等 |
各実験の内容と実験上の注意事項に関する説明と実験ノート・予備レポート作成 (原、竹下) |
|||
事前 学修 |
LMSの使用を確認し、備える。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
スケジュールを確認し、年間を通した計画を確認。 LMSの使用に関して、適時個人的に指示を出す。 |
時間(分) | 70 | |
3 | テーマ | 物理学実験(1):長さと比重 | ||
内容 方法等 |
長さと比重の測定 (原、竹下) |
|||
事前 学修 |
LMSに予備レポートを提出。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
LMSにレポートを提出。 レポートを採点、返却するので、必要に応じて再提出。 |
時間(分) | 70 | |
4 | テーマ | 物理学実験(2):速度、加速度 | ||
内容 方法等 |
速度、加速度の測定 (原、竹下) |
|||
事前 学修 |
LMSに予備レポートを提出。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
LMSにレポートを提出。 レポートを採点、返却するので、必要に応じて再提出。 |
時間(分) | 70 | |
5 | テーマ | 物理学実験(3):表面張力 | ||
内容 方法等 |
表面張力の測定 (原、竹下) |
|||
事前 学修 |
LMSに予備レポートを提出。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
LMSにレポートを提出。 レポートを採点、返却するので、必要に応じて再提出。 |
時間(分) | 70 | |
6 | テーマ | 物理学実験(4):電子の比電荷 | ||
内容 方法等 |
電子の比電荷の測定 (原、竹下) |
|||
事前 学修 |
LMSに予備レポートを提出。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
LMSにレポートを提出。 レポートを採点、返却するので、必要に応じて再提出。 |
時間(分) | 70 | |
7 | テーマ | 物理学実験(5):プランク定数 | ||
内容 方法等 |
プランク定数の測定 (原、竹下) |
|||
事前 学修 |
LMSに予備レポートを提出。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
LMSにレポートを提出。 レポートを採点、返却するので、必要に応じて再提出。 |
時間(分) | 70 | |
8 | テーマ | 物理学実験の総括:;実験レポートの提出(再提出も含む) | ||
内容 方法等 |
コンピュータを活用した実験データの解析および実験レポートの作成 (原、竹下) |
|||
事前 学修 |
今までの未完成のものを完成させ、LMSに提出。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
全体的にレポートの評価を上げるように努める。 最終レポートを採点するので、確認。 |
時間(分) | 70 |
教材・参考書
No. | 分類 | 書籍名 | 著者名 | 出版社 | 価格 | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 教材 | プリントを配布 | ー | ー | ||
2 | 参考書 | やさしく学べる基礎物理 | 基礎物理教育研究会 | 森北出版 | 2,640円 | 4627152825 |