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SYLLABUS

講義名: 設計Ⅱ(2A)
ナンバリング: EA22-DS3-D-12
開講学部学科: 工学部建築土木工学科/建築生活環境学科
開講学年: ２年
開講期: 後期
担当者: 五十嵐　啓.市川　秀和.乾　彰宏.下川　勇.横山　勉
単位数: 2

授業の目的

この授業は「設計Ⅰ」において学習する製図手法・建築設計計画の基本事項を踏まえ，より多面的に設計に取り組む手法を学ぶものである。提示された具体的な敷地から，敷地と周辺環境の特徴を把握し，単位空間スケール，法規，構造，設備，施工等の基本的な知識を学習しながら，設計作品としてまとめあげていく能力の養成を目的とする。あわせて製図法等のプレゼンテーション技法，模型制作技術等の向上を目的とする。

本授業は、対面授業とする。ただし新型コロナウイルス感染拡大の状況により、オンライン授業となる場合がある。　
（時間数：90分×2時限×16回）

科目に関するDP （ディプロマポリシー）

特に重要: 5
重要: 2
望ましい: 1,3

学修到達目標

1 木造・中規模建築の設計計画を構想し、図面によって表現することができる。

2 木造・中規模建築に関する構造・材料・設備などの基本知識が理解できる。

3 プレゼンテーションとして適切な図面や模型が作成できる。

アクティブラーニング講義形態

プレゼンテーションとして図面の作成を行う

関連科目

製図法、　設計Ⅰ,　設計Ⅲ,　実務設計,　建築計画Ⅰ、建築計画Ⅱ

実務経験のある教員による授業

一級建築士としてゼネコンや設計事務所で設計監理の実務経験を有する教員が主となり、建築士などの国家資格取得に必要な基礎知識を習得させるとともに、建築計画・基本設計・実施設計の実務を踏まえた指導により実践力を身に付ける。

評価方法

演習課題を含む要求提出物をすべて期限内に完了・提出しなければ単位は取得できない。
そのうえで図面を80％，設定テーマ、計画、模型を20％として評価する。

受講心得

「製図法」「設計Ⅰ」を受講し単位を取得していることが望ましい。
「こういう建築を造りたい」というヴィジョンを心に持ち続け、その実現に向けて粘り強く努力する心構えをもつこと。

関連リンク

授業計画

1	テーマ	木造建築の設計（１）　ゾーニング
	内容方法等	建築計画に関する指導（前期からの引き続き）
	事前学修	エスキス	時間（分）	30
	事後学修	授業内容を振り返りエスキス修正	時間（分）	150
2	テーマ	木造建築の設計（２）　平面計画
	内容方法等	建築計画に関する指導とエスキスの完成
	事前学修	エスキス	時間（分）	30
	事後学修	授業内容を振り返りエスキス修正	時間（分）	150
3	テーマ	木造建築の設計（３）　平面図
	内容方法等	製図・模型制作（１）（平面図）
	事前学修	エスキスとスタディ模型制作	時間（分）	30
	事後学修	授業内容を振り返りエスキス修正と作図	時間（分）	150
4	テーマ	木造建築の設計（４）　立面図・断面図
	内容方法等	製図・模型制作（２）（立面図・断面図）
	事前学修	製図	時間（分）	150
	事後学修	授業内容を振り返り製図	時間（分）	30
5	テーマ	木造建築の設計（５）　発表会
	内容方法等	作品提出、その後　作品を発表し、講評と指導を行う
	事前学修	図面修正と完成模型制作	時間（分）	150
	事後学修	指導項目に基づき図面、模型を修正して提出	時間（分）	30
6	テーマ	中規模建築の設計（１）　課題説明
	内容方法等	課題説明、設計目標の立案・建築計画に関する指導
	事前学修	敷地現地調査	時間（分）	30
	事後学修	敷地調査報告書の作成	時間（分）	150
7	テーマ	中規模建築の設計（２）　設計テーマ
	内容方法等	建築計画の立案（１）（設計テーマと平面計画）
	事前学修	エスキスとスタディ模型制作	時間（分）	30
	事後学修	授業内容を振り返りエスキス修正とスタディ模型	時間（分）	150
8	テーマ	中規模建築の設計（３）　断面計画
	内容方法等	建築計画の立案（２）（設計テーマと断面計画）
	事前学修	エスキスとスタディ模型制作	時間（分）	30
	事後学修	授業内容を振り返りエスキス修正とスタディ模型制作	時間（分）	150
9	テーマ	中規模建築の設計（４）　立面計画
	内容方法等	建築計画の立案（３）（設計テーマと立面計画）
	事前学修	エスキスとスタディ模型制作	時間（分）	150
	事後学修	授業内容を振り返りエスキス修正とスタディ模型制作	時間（分）	30
10	テーマ	中規模建築の設計（５）　配置図
	内容方法等	エスキスの完成と製図（配置図）
	事前学修	エスキスとスタディ模型制作	時間（分）	150
	事後学修	授業内容を振り返りエスキス修正と製図	時間（分）	30
11	テーマ	中規模建築の設計（６）　平面図
	内容方法等	製図・模型制作（１）（平面図）
	事前学修	エスキス	時間（分）	30
	事後学修	授業内容を振り返り平面図作成	時間（分）	150
12	テーマ	中規模建築の設計（７）　断面図
	内容方法等	製図・模型制作（２）（断面図）
	事前学修	エスキス	時間（分）	30
	事後学修	授業内容を振り返り断面図作成	時間（分）	150
13	テーマ	中規模建築の設計（８）　立面図
	内容方法等	製図・模型制作（３）（立面図）
	事前学修	エスキス	時間（分）	30
	事後学修	授業内容を振り返り立面図作成	時間（分）	150
14	テーマ	中規模建築の設計（９）　設計趣旨
	内容方法等	製図・模型制作（４）（設計趣旨・面積表・パース）
	事前学修	図面・完成模型の制作	時間（分）	150
	事後学修	指導に基づき、図面・模型の修正	時間（分）	30
15	テーマ	中規模建築の設計（10）　発表会
	内容方法等	作品の発表と講評
	事前学修	発表準備	時間（分）	30
	事後学修	講評に基づき図面、模型を修正して提出	時間（分）	150
16	テーマ	中規模建築の設計（11）　特別指導
	内容方法等	未完成学生への特別指導を行う
	事前学修	未完成部分の制作（図面・模型）	時間（分）	150
	事後学修	指導に基づき修正して作品提出	時間（分）	30

教材・参考書

No.	分類	書籍名	著者名	出版社	価格	ISBN/ISSN
1	教材	新しい建築の製図	「新しい建築の製図」編集委員会	学芸出版社	2,592円	978-4761523756
2	参考書	なし			ー	ー