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SYLLABUS

講義名
プログラミング実習Ⅳ(2K1)
ナンバリング
IK22-CP4-E-12
開講学部学科
2024経営情報-データサイエンス
開講学年
2年
開講期
後期
担当者
岡田 真
単位数
2
授業の目的
情報技術の発展とともにプログラムが複雑になり,その結果プログラムの管理や生産性向上のために C++ 言語や Java 言語などのオブジェクト指向言語とオブジェクト指向プログラミングに注目が集まっている.コンピュータソフトウェア開発者やシステムエンジニアを志す学生にはぜひ履修してほしい科目である.本授業では代表的なオブジェクト指向プログラミング言語である C++ 言語について基本的な文法事項を学ぶ.演習を通して自力でプログラミングできるようになることを目標とする.(時間数:90 分 x 2 時限 x 16 回)
 本授業は対面で実施する.
科目に関するDP
(ディプロマポリシー)
特に重要
2
重要
1
望ましい
3, 5
学修到達目標

1 プログラミングが自力でできる.

2 変数,演算,論理演算,関数,クラスなど C++ 言語のプログラミングに必要な文法の基礎を理解する.

3 簡単な作業を実行するプログラムを自力で作成できる.

4 普段から自分で考えてプログラミングする習慣を身につける.

関連科目
プログラミング実習 I,プログラミング実習 II,プログラミング実習 III
評価方法
実習レポート (30%),通常試験 (60%),平常の学習状況 (10%) で評価する.試験の成績には随時実施する小テストの成績も含む.
受講心得
本授業はオブジェクト指向プログラミングという概念を実践を通して理解する.今後のよいプログラムの作成のために重要な講義である.
平素より復習・予習して知識の習得とその実践に積極的に務めてほしい.
関連リンク

授業計画

1 テーマ C++ 言語について
内容
方法等
C++ 言語を学ぶ目的,実習容量の説明,実習準備
事前
学修
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する. 時間(分) 60
事後
学修
講義内容について振り返り,理解を深める. 時間(分) 120
2 テーマ プログラムの作り方
内容
方法等
簡単な C++ プログラムの作法,プログラムの基本構造,画面への出力,文字と数値
事前
学修
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する. 時間(分) 60
事後
学修
講義内容について振り返り,理解を深める. 時間(分) 120
3 テーマ データと変数
内容
方法等
データの型と長さ,変数,キーボードからの入力,定数
事前
学修
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する. 時間(分) 60
事後
学修
講義内容について振り返り,理解を深める. 時間(分) 120
4 テーマ 式と演算子
内容
方法等
式と演算子,いろいろな演算,型変換
事前
学修
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する. 時間(分) 60
事後
学修
講義内容について振り返り,理解を深める. 時間(分) 120
5 テーマ 処理の仕方
内容
方法等
構造化定理,C++ の世界,場合に応じた処理
事前
学修
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する. 時間(分) 60
事後
学修
講義内容について振り返り,理解を深める. 時間(分) 120
6 テーマ 繰り返し文
内容
方法等
構造化定理の復習,繰り返し文,文のネスト,特殊なループ文
事前
学修
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する. 時間(分) 60
事後
学修
講義内容について振り返り,理解を深める. 時間(分) 120
7 テーマ 関数
内容
方法等
関数の役割,void 型関数,関数のプロトタイプ宣言,inline 関数
事前
学修
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する. 時間(分) 60
事後
学修
講義内容について振り返り,理解を深める. 時間(分) 120
8 テーマ 配列
内容
方法等
配列の宣言,値の代入,初期化,配列のアドレス,ポインタの使い方
事前
学修
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する. 時間(分) 60
事後
学修
講義内容について振り返り,理解を深める. 時間(分) 120
9 テーマ 変数とスコープ
内容
方法等
変数の種類,スコープの仕組み,ローカル変数とグローバル変数,記憶寿命
事前
学修
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する. 時間(分) 60
事後
学修
講義内容について振り返り,理解を深める. 時間(分) 120
10 テーマ 高度なプログラム
内容
方法等
関数のオーバーロード,テンプレート,動的メモリーの確保
事前
学修
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する. 時間(分) 60
事後
学修
講義内容について振り返り,理解を深める. 時間(分) 120
11 テーマ オブジェクト指向
内容
方法等
C++ とオブジェクト指向,オブジェクト,クラス,インスタンス,コンストラクタ
事前
学修
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する. 時間(分) 60
事後
学修
講義内容について振り返り,理解を深める. 時間(分) 120
12 テーマ クラスの構造,クラスの継承
内容
方法等
メンバー,データメンバー,メンバー関数,継承,派生クラスのコンストラクタ
事前
学修
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する. 時間(分) 60
事後
学修
講義内容について振り返り,理解を深める. 時間(分) 120
13 テーマ 基本クラスと派生クラス
内容
方法等
メンバー関数のオーバーライド,仮想関数,抽象クラス
事前
学修
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する. 時間(分) 60
事後
学修
講義内容について振り返り,理解を深める. 時間(分) 120
14 テーマ 多重継承,多様性,仮想基底クラス
内容
方法等
多重継承,多様性の概念と応用
事前
学修
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する. 時間(分) 60
事後
学修
講義内容について振り返り,理解を深める. 時間(分) 120
15 テーマ テンプレート,コンテナ
内容
方法等
関数テンプレート,クラステンプレート,コンテナクラス
事前
学修
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する. 時間(分) 60
事後
学修
講義内容について振り返り,理解を深める. 時間(分) 120
16 テーマ 通常試験と試験の解説
内容
方法等
理解度のチェックと重要なポイントの確認
事前
学修
これまでの学習範囲を見返して内容について理解を深める. 時間(分) 60
事後
学修
試験を振り返り,不正解と思われる問題を再考する 時間(分) 120

教材・参考書

No. 分類 書籍名 著者名 出版社 価格 ISBN/ISSN
1 教材 やさしい C++ 高橋麻奈 SB クリエイティブ 2,838円 978-4-7973-9259-3
2 参考書 なし