教育情報の公表
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WEBシラバス
SYLLABUS
- 講義名
- コミュニケーション論(1EMAN)
- ナンバリング
- HS16-FC1-L-2
- 開講学部学科
- 2025原子力技術
- 開講学年
- 1年
- 開講期
- 後期
- 担当者
- 武内 昭子
- 単位数
- 2
- 授業の目的
- コミュニケーション学は、人や集団、社会との関わり合いについて研究する学問です。個人対個人のやりとり、集団の中での振る舞い、社会に向けた発信など、すべてが研究対象です。この講座では、コミュニケーションの手法や理論を学ぶとともに、コミュニケーションが持つ影響力、社会の組織や社会現象の中のコミュニケーションの役割について考えます。
(時間数:90分×1時限×16回)
(対面授業:本授業は、対面授業とする。ただし、何らかの理由で対面授業実施が困難な状況になった際は、オンライン授業となる場合がある。) - 科目に関するDP
(ディプロマポリシー) -
- 特に重要
- 4
- 重要
- 3
- 望ましい
- 5
- 学修到達目標
-
1 コミュニケーションを通して他者と出会い、またその他者を通して自己とも出会うということ、自他ともの存在を認め合うことの大切さが理解できる。
2 対人コミュニケーションに関する個人ワーク、ペアワークを通して、社会人に必要なコミュニケーションスキルの習得ができる。
3 あらゆる社会の組織、社会現象において、コミュニケーションが様々な役割を果たしていることが理解できる。
- アクティブラーニング講義形態
- コミュニケーションに関する個人ワークやペアワーク
- 関連科目
- ジェンダー論、心理学、デザイン学等
- 評価方法
- *授業態度、出席率、授業参加割合などの平常点(30%)、中間テスト(35%)、期末テスト(35%)
*公欠、病欠など正当な理由以外の欠席は4回まで。5回以上授業を休んだ場合、単位取得はできません。
*中間・期末テストは添削し、次回の授業時に講評、解説を行う。 - 受講心得
- *講義中の私語や携帯電話の使用など、他の受講者の迷惑となるような行為は慎んでください。
*やむを得ない理由がない限り、遅刻はしないようにしてください。(30分以上遅刻した場合は欠席扱いとします)
*公欠、病欠、忌引きでの欠席の場合は、事後講師に申し出てください。課題を出しますので提出してください。(未提出の場合は欠席扱いとします) - 関連リンク
授業計画
1 | テーマ | コミュニケーションとは何か? | ||
---|---|---|---|---|
内容 方法等 |
「情報伝達」「意図の理解」「対人関係の形成・維持」という、コミュニケーションの3つの大きな特徴について | |||
事前 学修 |
コミュニケーションとは何かについて、本やインターネットで調べ、基礎知識を得る。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
講義内容を復習し、理解を深める。 | 時間(分) | 90 | |
2 | テーマ | 言語コミュニケーション | ||
内容 方法等 |
対人コミュニケーションの基礎である言語コミュニケーションとは何か(文法、談話、言語行為など)について | |||
事前 学修 |
講義②のレジュメに目を通しておくこと。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
講義内容を復習し、理解を深める。 | 時間(分) | 90 | |
3 | テーマ | 非言語コミュニケーション | ||
内容 方法等 |
対人コミュニケーションの基礎である非言語コミュニケーションとは何か(非言語チャネル、親密さの表出など)について | |||
事前 学修 |
講義③のレジュメに目を通しておくこと。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
講義内容を復習し、理解を深める。 | 時間(分) | 90 | |
4 | テーマ | 対人コミュニケーション | ||
内容 方法等 |
対人コミュニケーションにおいて、考えやアイデア、気持ちや感情を伝え合うにはどのようなプロセスがあるか、また対人コミュニケーションの能力とは何かについて | |||
事前 学修 |
講義④のレジュメに目を通しておくこと。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
講義内容を復習し、理解を深める。 | 時間(分) | 90 | |
5 | テーマ | 異文化コミュニケーション | ||
内容 方法等 |
性別・年齢・職業・出身地・社会的地位など自分とは異なる価値観や環境の相手とのコミュニケーションとは何か、また文化的価値観の行動への影響について | |||
事前 学修 |
講義⑤のレジュメに目を通しておくこと。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
講義内容を復習し、理解を深める。 | 時間(分) | 90 | |
6 | テーマ | 相互行為秩序とコミュニケーション | ||
内容 方法等 |
どのような「相互行為秩序」(今でいう場の空気)の中で、人はどのような「役割」を期待され、演じようとしているのか、あるいは演じないようにしているのかについて | |||
事前 学修 |
講義⑥のレジュメに目を通しておくこと。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
講義内容を復習し、理解を深める。 | 時間(分) | 90 | |
7 | テーマ | 表象システムとコミュニケーション(講義:45分)と中間テスト(45分) | ||
内容 方法等 |
表象システム(日頃使う感覚)をコミュニケーションに活かすことについての講義(45分)と、①から⑥までの講義内容に関する中間テスト(45分) | |||
事前 学修 |
講義①~⑥までの復習をし、中間テストに備える。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
対人コミュニケーショントレーニングで使用したワークのレジュメ内容を復習し、理解を深める。 | 時間(分) | 90 | |
8 | テーマ | 中間テストの返却と講評(20分)と、ジェンダーとコミュニケーション(70分) | ||
内容 方法等 |
中間テストの返却と講評(20分)と、性別に基づいた、ことば、性役割がコミュニケーションに与える影響について | |||
事前 学修 |
講義⑧のレジュメに目を通しておくこと。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
講義内容を復習し、理解を深める。 | 時間(分) | 90 | |
9 | テーマ | 説得コミュニケーション | ||
内容 方法等 |
主に言語的手段によって、他者の態度や行動を一定の方向に変えようとする働きかけ(=説得)のためになされるコミュニケーションの要因と効果について | |||
事前 学修 |
講義⑨のレジュメに目を通しておくこと。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
講義内容を復習し、理解を深める。 | 時間(分) | 90 | |
10 | テーマ | マーケティング・コミュニケーション | ||
内容 方法等 |
マーケティングの意味、メディアとマーケティングの関係、広告に代表されるマーケティングコミュニケーションとは何かについて | |||
事前 学修 |
講義⑩のレジュメに目を通しておくこと。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
講義内容を復習し、理解を深める。 | 時間(分) | 90 | |
11 | テーマ | 情報社会とコミュニケーションネットワーク | ||
内容 方法等 |
電話・ケータイ、ソーシャルメディアなどのコミュニケーション・メディアと人間関係とのつながりについて | |||
事前 学修 |
講義⑪のレジュメに目を通しておくこと。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
講義内容を復習し、理解を深める。 | 時間(分) | 90 | |
12 | テーマ | マス・コミュニケーション | ||
内容 方法等 |
マス・コミュニケーションの機能とメディアの影響力、とメディアリテラシーとは何かについて | |||
事前 学修 |
講義⑫のレジュメに目を通しておくこと。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
講義内容を復習し、理解を深める。 | 時間(分) | 90 | |
13 | テーマ | 健康コミュニケーション | ||
内容 方法等 |
医療従事者と患者の対人コミュニケーション、ヘルスプロモーションのためのコミュニケーションとは何かについて | |||
事前 学修 |
講義⑬のレジュメに目を通しておくこと。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
講義内容を復習し、理解を深める。 | 時間(分) | 90 | |
14 | テーマ | 対人コミュニケーショントレーニング(アサーティブ・トレーニング:45分)と期末テスト(45分) | ||
内容 方法等 |
対人コミュニケーションスキルをアップさせるアサーティブトレーニング(45分)と、講義⑧から⑬までの内容に関する期末テスト(45分) | |||
事前 学修 |
講義⑧~⑬までの復習をし、期末テストに備える。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
対人コミュニケーショントレーニングで使用したワークのレジュメ内容を復習し、理解を深める。 | 時間(分) | 90 | |
15 | テーマ | 期末テストの返却と講評(20分)と、災害とコミュニケーション(70分) | ||
内容 方法等 |
期末テストの返却と講評と、災害時の情報伝達、災害時の心理について | |||
事前 学修 |
講義⑮のレジュメに目を通しておくこと。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
講義内容を復習し、理解を深める。 | 時間(分) | 90 | |
16 | テーマ | 中間・期末テストを受けていない学生のための追試(対象学生のみ要参加) | ||
内容 方法等 |
中間・期末テストをやむを得ない事情で欠席した学生への再試験を行う。試験はその場で添削し、講評、解説を行う。 | |||
事前 学修 |
試験範囲の講義内容を復習し理解を深める | 時間(分) | 90分 | |
事後 学修 |
試験内容を復習し、理解を深める。 | 時間(分) | 90分 |
教材・参考書
No. | 分類 | 書籍名 | 著者名 | 出版社 | 価格 | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 教材 | なし | ー | ー | ||
2 | 参考書 | なし | ー | ー |