教育情報の公表
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WEBシラバス
SYLLABUS
- 講義名
- 人と社会(2FKDS)
- ナンバリング
- HS26-FS1-L-2
- 開講学部学科
- 全学共通教養分野科目
- 開講学年
- 2年
- 開講期
- 前期
- 担当者
- 丹羽 俊彦
- 単位数
- 2
- 授業の目的
- 若い世代の人たちが、充実した生活を送り、日々成長していくためには、自分自身と自分が属する環境[組織・国家・世界]についての理解を深めることが不可欠です。この授業はその理解のための一つの有効な手立てとなることを目的としています。また卒業後、組織の中で仕事をしていくうえて゜必要となるのは、自らの意見をまとめ、説明する力と他者の意見を吟味し、取捨選択する力です。この授業では、ディベートを学ぶことで、これらの力をつけ、将来に生かせるようにすることも目的としています。 (90分×16回)
- 科目に関するDP
(ディプロマポリシー) -
- 特に重要
- 4
- 重要
- 3
- 望ましい
- 5
- 学修到達目標
-
1 若い時代に積極的に学ぶことの意義について理解する。
2 先哲の思想にふれることで、自己の生き方を深める。
3 心理学の観点から、自己理解を進める。
4 職業人としてのあり方について、自分自身のピジョンを持つ。
5 国家と国際社会の動向についての考察力を高める。
6 多様な意見を吟味する力と自己の主張をまとめ、表現する力をつける。
- 関連科目
- 哲学入門 - 人生哲学
- 評価方法
- 各回の授業時に出される論述課題への対応力と学習態度で約30%、筆記試験の成績で約70%の割合で評価する。
- 受講心得
- 授業の内容を自分自身の中で深めるため、自分の考えを文章化することは有効であり、また大切です。まず授業を集中して聞いて、関連資料を読み解き、テーマについての自分の考えをまとめ、論述することに積極的に取り組むこと。
- 関連リンク
授業計画
1 | テーマ | 学問のすすめ | ||
---|---|---|---|---|
内容 方法等 |
福澤諭吉の著書を中心に、学ぶことの意義について考える。 | |||
事前 学修 |
福澤諭吉の経歴の概略について、調べておくこと。 | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
授業時に配布された資料を熟読・吟味し、重要ポイントを確認しておくこと。 | 時間(分) | 120 | |
2 | テーマ | 変革期の精神 | ||
内容 方法等 |
勝海舟の思想を中心として、大変革の時代を生き抜いた精神について学ぶ。 | |||
事前 学修 |
勝海舟の経歴の概略について、調べておくこと。 | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
授業時に配布された資料を熟読・吟味し、重要ポイントを確認しておくこと。 | 時間(分) | 120 | |
3 | テーマ | 幸福論の哲学 | ||
内容 方法等 |
アランとラッセル、それぞれの「幸福論」のエッセンスを学ぶ。 | |||
事前 学修 |
フランスの思想家アランとイギリスの思想家ラッセルの経歴の概略について調べておくこと。 | 時間(分) | 120 | |
事後 学修 |
授業時に.配布された資料を熟読・吟味し、重要ポイントを確認しておくこと。 | 時間(分) | 120 | |
4 | テーマ | プロ意識について考える | ||
内容 方法等 |
第一線で活躍するプロフェッショナルの思想と行動を学ぶ。 | |||
事前 学修 |
自分が尊敬できるプロフェッショナルについて、優れていると考える点を確認しておくこと。 | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
授業の重要ポイントをまとめておくこと。 | 時間(分) | 90 | |
5 | テーマ | 「心の構造」を探求する。 | ||
内容 方法等 |
河合隼雄の著作等を使用して、ユング心理学の基礎を学ぶ。 | |||
事前 学修 |
心理学者のフロイトとユングについて調べ、彼らに関する基本的な知識を得ておくこと。 | 時間(分) | 120 | |
事後 学修 |
授業時に配布された資料を熟読・吟味し、重要ポイントを確認しておくこと。 | 時間(分) | 120 | |
6 | テーマ | 経営哲学を学ぶ | ||
内容 方法等 |
稲盛和夫の著作等によって、職業人としてのあり方を考える。 | |||
事前 学修 |
稲盛和夫の経歴の概略について、調べておくこと。 | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
授業時に配布された資料を熟読・吟味し、重要ポイントを確認しておくこと。 | 時間(分) | 120 | |
7 | テーマ | 組織の性質を知る | ||
内容 方法等 |
堺屋太一の著作を中心に、組織の性質についての理解を深める。 | |||
事前 学修 |
堺屋太一の経歴の概略について、調べておくこと。 | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
授業時に配布された資料を熟読・吟味し、重要ポイントを確認しておくこと。 | 時間(分) | 120 | |
8 | テーマ | 国家Ⅰ 「安全保障を考える」 |
||
内容 方法等 |
岡崎久彦の著作等を使用して、安全保障問題への理解を深める。 | |||
事前 学修 |
日本の安全保障に関する最近のニュースや新聞記事などをチェックしておくこと。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
授業時に配布された資料を熟読・吟味し、重要ポイントを確認しておくこと。 | 時間(分) | 120 | |
9 | テーマ | 「国家Ⅱ「外側から見た日本」 | ||
内容 方法等 |
李登輝の著作等を参考にして、日本の現状と将来について考える。 | |||
事前 学修 |
李登輝の経歴の概略について、調べておくこと。 | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
授業時に配布された資料を熟読・吟味し、重要ポイントを確認しておくこと。 | 時間(分) | 120 | |
10 | テーマ | ディベートを.学ぶ1 「基礎編」 | ||
内容 方法等 |
ディベートに関する基礎的な知識と考え方を学ぶ。 | |||
事前 学修 |
ディベートと通常の議論との違いについて調べ、ディベートについての自分のイメージをまとめておくこと。 | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
授業内容を振り返り、ディベートの基礎知識について、復習しておくこと。 | 時間(分) | 120 | |
11 | テーマ | ディベートを学ぶ2「応用編」 | ||
内容 方法等 |
政策論題を使用して、ディベートゲームの実際について学ぶ。 | |||
事前 学修 |
ディベートに関する基礎知識について、確認しておくこと。 | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
授業内容を振り返り、ディベートを学ぶことで得られるものについて、自分の考えをまとめておくこと。 | 時間(分) | 60 | |
12 | テーマ | ヒューマニズムの精神 | ||
内容 方法等 |
マザー・テレサ、シュヴァイツァー関連の著作から、その精神を学ぶ。 | |||
事前 学修 |
マザーテレサとシュヴァイツァーの経歴の概略について、調べておくこと。 | 時間(分) | 120 | |
事後 学修 |
授業時に配布された資料を熟読・吟味し、重要ポイントを確認しておくこと。 | 時間(分) | 120 | |
13 | テーマ | 現代に活躍する日本人Ⅰ | ||
内容 方法等 |
ノーベル賞を受賞した大村智の考え方と実践力について学ぶ。 | |||
事前 学修 |
大村智の経歴の概略について、調べておくこと。 | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
授業時に配布された資料を熟読・吟味し、重要ポイントを確認しておくこと。 | 時間(分) | 120 | |
14 | テーマ | 現代に活躍する日本人Ⅱ | ||
内容 方法等 |
UNHCRのトップを務めた緒方貞子の考え方と実践力について学ぶ | |||
事前 学修 |
緒方貞子の経歴の概略について、調べておくこと。 | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
授業時に配布された資料を熟読・吟味し、重要ポイントを確認しておくこと。 | 時間(分) | 120 | |
15 | テーマ | 国際政治の中の日本 | ||
内容 方法等 |
最新の著作・資料等を参考に、国際政治の現状と日本の進路についての考えを深める。 | |||
事前 学修 |
国際政治に関するニュースや新聞記事なとを確認しておくこと。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
授業時に配布された資料を熟読・吟味し、重要ポイントを確認しておくこと。 | 時間(分) | 120 | |
16 | テーマ | 筆記試験 | ||
内容 方法等 |
講義内容全般についての、筆記試験を実施する。 | |||
事前 学修 |
これまでに配布された講義資料のポイント部分を、充分に復習しておくこと。 | 時間(分) | 300 | |
事後 学修 |
なし | 時間(分) | 0 |
教材・参考書
No. | 分類 | 書籍名 | 著者名 | 出版社 | 価格 | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 教材 | なし | ー | ー | ||
2 | 参考書 | なし | ー | ー |