教育情報の公表
Disclosure of Educational Information
WEBシラバス
SYLLABUS
- 講義名
- 健康科学概論(1S)
- ナンバリング
- SS11-IN2-L-11
- 開講学部学科
- 2025スポーツ健康-地域スポーツ指導者
- 開講学年
- 1年
- 開講期
- 前期
- 担当者
- 杉浦 宏季.浦井 龍法.坂﨑 貴彦.辻本 典央.内藤 景.中垣内 祐一.野口 雄慶.前川 剛輝.柳本 有二.山元 康平.横谷 智久
- 単位数
- 2
- 授業の目的
- 科学・医療技術や経済社会の発展と共に、心身の健康の維持・増進、生涯にわたる学習、高齢者の生活など、人間生活をめぐる様々な領域に新しい課題が生じてきている。本講義では、現代社会が抱える健康問題について解説し、それらの問題点に対応するために行われている施策や、その具体的な方法(健康状態の評価、健康管理のための栄養管理・運動指導、ストレス対処法)などの概略について学習し、以後の健康関連の各論を学ぶ上で必要となる知識を身に付けることを目的としている。(時間数:90分×1時限×16回)
本授業は、対面授業とする。ただし何らかの理由で対面での授業実施が困難な状況となった際、オンライン授業となる場合がある。 - 科目に関するDP
(ディプロマポリシー) -
- 特に重要
- 1
- 重要
- 2
- 望ましい
- 学修到達目標
-
1 健康科学の扱う領域について理解する。
2 健康な生活を営むための取組や、具体的な方法について理解し、実践できるようにする。
- アクティブラーニング講義形態
- レポート、小テスト、Q&A形式の授業
- 関連科目
- 専門科目全般
- 評価方法
- 定期試験(52%)、レポート(20%)、および毎回の小テスト(28%)で評価する。
※レポートについては、「原因」と「対策」を具体的に記述していること、レポートの体裁が整っていること、既定の文量を超えていることなどを評価基準とする。評価の詳細は授業内で説明する。
定期試験およびレポートのフィードバックは第16回の授業時に行う。
小テストのフィードバックはmanabaで行う。 - 受講心得
- この授業は必修科目である。3分の1の欠席で、「無」となり、試験を受ける権利が無くなるので注意すること。
本授業は、スポーツ健康科学科の全教員がオムニバス形式で担当する。 - 関連リンク
授業計画
1 | テーマ | 健康科学とは? | ||
---|---|---|---|---|
内容 方法等 |
健康科学の扱う領域(杉浦) | |||
事前 学修 |
シラバスの中から興味のあるテーマを3つ選択し、それぞれについて、現状の問題や対策について調べ、その内容を整理する。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
授業中に与えられた課題に取り組む。 | 時間(分) | 90 | |
2 | テーマ | 健康の概念 | ||
内容 方法等 |
WHOの定義、日本における健康の定義・捉え方(横谷) | |||
事前 学修 |
健康の定義について調べ、その内容を整理する。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
授業中に与えられた課題に取り組む。 | 時間(分) | 90 | |
3 | テーマ | 今日の健康問題 | ||
内容 方法等 |
今日の日本が抱える健康問題(生活習慣病、ストレスなど)(浦井) | |||
事前 学修 |
今日の我が国が抱える健康問題について調べ、その内容を整理する。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
授業中に与えられた課題に取り組む。 | 時間(分) | 90 | |
4 | テーマ | ヘルスプロモーション | ||
内容 方法等 |
健康づくりのための支援制度や運動教室の実施(坂﨑) | |||
事前 学修 |
国内の自治体における健康づくり支援制度等について調べ、その内容を整理する。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
授業中に与えられた課題に取り組む。 | 時間(分) | 90 | |
5 | テーマ | メディカルチェック | ||
内容 方法等 |
メディカルチェックの目的とその組み立て(辻本) | |||
事前 学修 |
一般的な健康診断で検査される項目を調べ、その項目を検査する意味や目的を整理する。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
授業中に与えられた課題に取り組む。 | 時間(分) | 90 | |
6 | テーマ | 健康と体力 | ||
内容 方法等 |
健康体力、体力とQOLの関係(内藤) | |||
事前 学修 |
特に高齢者の健康問題や、高齢者を取り巻く社会状況に関して調べ、その内容を整理する。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
授業中に与えられた課題に取り組む。 | 時間(分) | 90 | |
7 | テーマ | 健康と運動 | ||
内容 方法等 |
健康を維持増進するための運動(中垣内) | |||
事前 学修 |
健康を維持する為に必要な運動量、また年齢毎の運動について整理する。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
授業中に与えられた課題に取り組む。 | 時間(分) | 90 | |
8 | テーマ | 健康とストレス | ||
内容 方法等 |
ストレスがおよぼす問題と対処法(柳本) | |||
事前 学修 |
ストレスを感じたことがある場面を思い出し、その理由と実際にとった対策について、整理する。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
授業中に与えられた課題に取り組む。 | 時間(分) | 90 | |
9 | テーマ | 健康とライフサイクル | ||
内容 方法等 |
ライフサイクルに伴う身体機能の変化、仕事と健康(前川) | |||
事前 学修 |
特に働き世代や子育て世代の健康問題に関して調べ、その内容を整理する。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
授業中に与えられた課題に取り組む。 | 時間(分) | 90 | |
10 | テーマ | 健康と体組成、食事・栄養 | ||
内容 方法等 |
体組成の評価、健康のための食事のとりかた(杉浦) | |||
事前 学修 |
体組成、三大栄養素、肥満度の判定について調べ、その内容を整理する。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
授業中に与えられた課題に取り組む。 | 時間(分) | 90 | |
11 | テーマ | 健康と生活環境 | ||
内容 方法等 |
健康的な生活を営むための街づくり、災害と健康(前川) | |||
事前 学修 |
ミトコンドリアDNAと健康の関係について調べ、その内容を整理する。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
授業中に与えられた課題に取り組む。 | 時間(分) | 90 | |
12 | テーマ | 生涯スポーツの楽しみ方 | ||
内容 方法等 |
自然の中で楽しむスポーツ、マスターズスポーツ(山元) | |||
事前 学修 |
各世代におけるスポーツの関わり方とその効果について調べ、その内容を整理する。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
授業中に与えられた課題に取り組む。 | 時間(分) | 90 | |
13 | テーマ | 健康と発育発達・老化 | ||
内容 方法等 |
発育発達と老化の過程、各年代に応じた健康づくり(杉浦) | |||
事前 学修 |
発育発達と老化を考慮した各世代の健康づくりについて調べ、その内容を整理する。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
授業中に与えられた課題に取り組む。 | 時間(分) | 90 | |
14 | テーマ | 応急処置の基本 | ||
内容 方法等 |
ケガをした時の対処法(野口) | |||
事前 学修 |
RICE処置について調べ、その内容を整理する。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
授業中に与えられた課題に取り組む。 | 時間(分) | 90 | |
15 | テーマ | 定期試験 | ||
内容 方法等 |
定期試験 | |||
事前 学修 |
時間(分) | |||
事後 学修 |
時間(分) | |||
16 | テーマ | まとめ | ||
内容 方法等 |
講義内容のまとめ(杉浦) | |||
事前 学修 |
本授業内容における不明点等をまとめてくる。 | 時間(分) | 90 | |
事後 学修 |
講義内容を復習し、理解を深める。 | 時間(分) | 90 |
教材・参考書
No. | 分類 | 書籍名 | 著者名 | 出版社 | 価格 | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 教材 | なし | ー | ー | ||
2 | 参考書 | リファレンスブック | 日本スポーツ協会 | 4,840円 | ー |