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WEBシラバス

SYLLABUS

講義名
地域活性演習基礎(2S)
ナンバリング
SS22-PB1-P-11
開講学部学科
スポーツ健康科学部専門分野共通科目
開講学年
2年
開講期
後期
担当者
横谷 智久
単位数
2
授業の目的
PBL(Project Based Learning)は、学生が主体的にプロジェクトを遂行し、その経験から気付きや学びを得る教育手法のことである。この科目では、初めてPBLに取り組む学生を対象にPBLの演習の進め方、つまりPDCA(PLAN、DO、CHECK、ACT)サイクルの仕組みについて解説した後、地域のスポーツや健康にかかわる課題を例に取り上げ、その課題解決を目標に数名のチームでプロジェクトの立案から実行までをシミュレーションし、PBL型教育の基本を理解する。さらに、プレゼンテーション能力向上のため、得られた成果を発表会において発表する。これらの過程を経ることで、以降実施される地域活性演習Ⅰ~Ⅲで本格的なPBLに取り組むための基礎力を身に着けることを目標としている。また、地方自治体(市役所教育委員会スポーツ課)におけるマラソン大会や各種スポーツイベントの企画・立案・実行の経験を有する教員が、地域の活性化に向けた取り組み事例や、国内の現状や課題についても解説する。(90分×1時限×16回)
なお、本授業は対面授業とする。ただし、何らかの理由で対面での授業実施が困難な状況となった際、オンライン授業となる場合がある。
科目に関するDP
(ディプロマポリシー)
特に重要
5
重要
4
望ましい
2,3
学修到達目標

1 これまで修得した知識と技能を実践の場で活かすことができる。

2 プロジェクトの進め方に関する効率的な手順を習得する。

3 設定された課題に対して自主的に調査・分析を行い、解決策を提案できる。

4 課題解決に必要とされる意思伝達能力・企画力の重要性を理解し、これらの能力を習得する。

アクティブラーニング講義形態
グループワーク、PBL
関連科目
地域活性演習Ⅰ-Ⅲ
実務経験のある教員による授業
地方自治体(市役所教育委員会スポーツ課)におけるマラソン大会や各種スポーツイベントの企画・立案・実行の経験を有する教員が、地域の活性化に向けた取り組み事例や、国内の現状や課題についても解説する。
評価方法
報告書(50%)、プレゼンテーション(20%)、および学習状況(30%)によって評価を行う。
フィードバックはmanaba上にて行う。
受講心得
本授業では、2年前期「課題研究」で獲得した課題設定、課題解決方策立案、実施計画案策定、報告書作成、成果発表に関わる基礎能力に更なる磨きをかけることを目的としている。受動的学修ではなく、与えられた課題やプロジェクトに対して一人一人が自ら問題を発見し、その解決法を探し出すことが求められる。また、グループで課題解決にあたるときには、積極的にコミュニケーションを図ることが必要である。
関連リンク

授業計画

1 テーマ 【1~2回】ガイダンス
内容
方法等
授業の目的、実施方法、評価基準等、概要について説明する。また、プロジェクトの課題の選定について事例などを用いて説明し、方向性を示す。
事前
学修
書籍や資料を用いて、課題に関する情報を収集する。 時間(分) 90
事後
学修
講義内容や活動を振り返り、課題について理解を深める。 時間(分) 150
2 テーマ 【3~5回】プロジェクトの計画と準備
内容
方法等
課題立案に向けた調査活動とその報告、課題の設定、 課題解決のための計画、計画実施のためのチーム編成、機材・部品の用意、および必要な連絡調整を行う。
事前
学修
連絡事項について再度確認する。書籍や資料を用いて、必要な情報を収集する. 時間(分) 120
事後
学修
講義内容や活動を振り返り、課題やプロジェクトについて理解を深める。 時間(分) 120
3 テーマ 【6~14回】プロジェクトの実施
内容
方法等
プロジェクトを実施する。計画に基づき、課題解決の具体的な作業を進める。チーム各メンバーの進行状況を報告し合い、チーム内で情報を共有するとともに、問題解決のためのディスカッションを繰り返し行う。
事前
学修
連絡事項について再度確認する。書籍や資料を用いて、必要な情報を収集する。 時間(分) 120
事後
学修
講義で学んだ内容について振り返り、理解を深める。 時間(分) 120
4 テーマ 【15~16回】まとめ
内容
方法等
プロジェクトの実施報告書をまとめて提出する。また、課題解決の全容を説明する発表用資料(PPT)を作成し、資料に基づき報告会で発表する。
事前
学修
プロジェクトによって得られた知見を整理する。資料の作成にあたる。 時間(分) 120
事後
学修
指摘事項を踏まえ、発表用資料を改訂する。 時間(分) 120

教材・参考書

No. 分類 書籍名 著者名 出版社 価格 ISBN/ISSN
1 教材 なし
2 参考書 ガイダンス時に指示