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SYLLABUS

講義名
器械体操(2S)
ナンバリング
SS22-SP6-E-22
開講学部学科
2024スポーツ健康-地域スポーツ指導者
開講学年
2年
開講期
後期
担当者
田中 誠一
単位数
1
授業の目的
・器械運動は非日常的な要素が多く含まれているため敬遠されがちである。しかし、その運動の多くは身体支配能力など体力・運動能力・空間での身体調整能力などを高めるための基礎であり、大変重要な役割を担っている。本授業は学習指導要領に取り上げられている技を系統的・段階的に指導し、その技の習得を図る。また、段階的な指導の学習や幇助の体験を通じて指導法に関する知識を身につける。技および幇助法の習熟度についてはVTRを使用し、視覚情報からも相互評価ができる能力を養うことを目的に授業を展開する。(時間数:90分×1時限×15回)
・本授業は、対面授業とする。ただし、自然災害や新型ウイルス感染症の感染拡大等の理由により遠隔授業に切り替わる場合もある。
科目に関するDP
(ディプロマポリシー)
特に重要
2
重要
望ましい
学修到達目標

1 授業で取り上げた技をできるようにする。

2 技の系統性、技術、練習段階、修正法を理解できるようになる。

3 相互評価ができるようになる。

アクティブラーニング講義形態
授業振り返りシートの活用、相互指導補助
関連科目
専門分野/実技に関する科目
実務経験のある教員による授業
保健体育の教員免許を有し、高等学校での教育歴を有する教員が実技の指導にあたる。
評価方法
実技点60%、授業に取り組む意欲・態度40%で評価をおこなう。
成績評価については、採点後に即時フィードバックを実施する。
受講心得
・器械体操を受講するのにふさわしい服装(装飾品・時計・ポケットの多い服装不可、長い髪は束ねることなど)で受講のこと。
関連リンク

授業計画

1 テーマ ガイダンス、事前学習調査
内容
方法等
授業の進め方、および、安全面からの注意事項を示し、授業で使用する器具設置方法を学ぶ。
これまでの学校等の活動の中で、器械運動の技の学習や経験について振り返り、事前学習調査表を記入し、自分の運動経験状況を把握する。
事前
学修
時間(分)
事後
学修
まなばコンテンツにより、授業を振り返り、安全面や器具設置方法について復習する。 時間(分) 90
2 テーマ からだつくりの運動
内容
方法等
器械体操導入段階として柔軟運動、コーディネーション運動の実施、倒立位での認知を通して器械体操に必要なからだつくり運動を学ぶ。
事前
学修
マット運動の倒立の映像をYouTubeなどで視聴しておく。 時間(分) 60
事後
学修
まなばコンテンツで授業を振り返り、授業を振り返える。 時間(分) 90
3 テーマ マット運動(1)
内容
方法等
接点技群(前転、開脚前転)を実施し、技の習得と指導方法について学ぶ。
事前
学修
前転、開脚前転の映像をYouTubeなどで視聴しておく。 時間(分) 60
事後
学修
学習カードで学習状況を確認する。
まなばコンテンツで授業を振り返り、授業を振り返える。
時間(分) 90
4 テーマ マット運動(2)
内容
方法等
接点技群(後転、伸膝後転)を実施し、技の習得と指導方法について学ぶ。
事前
学修
後転、開脚後転、伸膝後転の映像をYouTubeなどで視聴しておく。 時間(分) 60
事後
学修
学習カードで学習状況を確認する。
まなばコンテンツで授業を振り返り、授業を振り返える。
時間(分) 90
5 テーマ マット運動(3)
内容
方法等
接点技群(伸膝前転)・翻転技群(後転倒立)の実施し、技の習得と指導方法について学ぶ。
事前
学修
伸膝前転、後転倒立の映像をYouTubeなどで視聴しておく。 時間(分) 60
事後
学修
学習カードで学習状況を確認する。
まなばコンテンツで授業を振り返り、授業を振り返える。
時間(分) 90
6 テーマ マット運動(4)
内容
方法等
倒立、側方倒立回転を実施し、技の習得と指導方法、幇助法について学ぶ。
事前
学修
倒立前転、側方倒立回転の映像をYouTubeなどで視聴しておく。 時間(分) 60
事後
学修
学習カードで学習状況を確認する。
まなばコンテンツで授業を振り返り、授業を振り返える。
時間(分) 90
7 テーマ マット運動(5)
内容
方法等
前方倒立回転とびを実施し、技の習得と指導方法、幇助法について学ぶ。
事前
学修
前方倒立回転とびの映像をYouTubeなどで視聴しておく。 時間(分) 60
事後
学修
学習カードで学習状況を確認する。
まなばコンテンツで授業を振り返り、授業を振り返える。
時間(分) 90
8 テーマ マット運動(6)
内容
方法等
技の組み合わせによる連続の発表と相互評価
事前
学修
学習カードでこれまでの学習状況を把握しておく。 時間(分) 60
事後
学修
学習カードで学習状況を確認する。
まなばコンテンツで授業を振り返り、授業を振り返える。
時間(分) 90
9 テーマ とび箱運動(1)、平均台(1)
内容
方法等
・切り返し系(開脚跳び、閉脚とび)の技を実施し、技の習得と指導方法、幇助法について学ぶ。
・歩行技群の技を実施し、技の習得と指導方法、幇助法について学ぶ
事前
学修
跳び箱の開脚とび、閉脚とびの映像をYouTubeなどで視聴しておく。 時間(分) 60
事後
学修
学習カードで学習状況を確認する。
まなばコンテンツで授業を振り返り、授業を振り返える。
時間(分) 90
10 テーマ とび箱運動(2),平均台(2)
内容
方法等
・回転系(台上前転、頭はね跳び)の技を実施し、技の習得と指導方法、幇助法について学ぶ。
・バランス系技群を実施し、技の習得と指導方法、幇助法について学ぶ。
事前
学修
跳び箱の台上前転、頭はね跳び、平均台のバランス技の映像をYouTubeなどで視聴しておく。 時間(分) 60
事後
学修
学習カードで学習状況を確認する。
まなばコンテンツで授業を振り返り、授業を振り返える。
時間(分) 90
11 テーマ とび箱運動(3),平均台(3)
内容
方法等
発表と相互評価
事前
学修
時間(分)
事後
学修
学習カードで学習状況を確認する。
まなばコンテンツで授業を振り返り、授業を振り返える。
時間(分) 90
12 テーマ 鉄棒運動(低鉄棒)(1)
内容
方法等
腕立て支持系(膝かけ回転系)の基本を実施し、技の習得と指導方法、幇助法を学ぶ。
事前
学修
前方膝かけ回転、後方膝かけ回転の映像をYouTubeなどで視聴しておく。 時間(分) 60
事後
学修
学習カードで学習状況を確認する。
まなばコンテンツで授業を振り返り、授業を振り返える。
時間(分) 90
13 テーマ 鉄棒運動(低鉄棒)(2)
内容
方法等
腕立て支持系(支持回転系)の基本を実施し、技の習得と指導方法、幇助法を学ぶ。
事前
学修
逆上がり、後方支持回転、前方支持回転の映像をYouTubeなどで視聴しておく。 時間(分) 60
事後
学修
学習カードで学習状況を確認する。
まなばコンテンツで授業を振り返り、授業を振り返える。
時間(分) 90
14 テーマ 鉄棒運動(低鉄棒)(3)
内容
方法等
踏み越し下りや棒下振り出し下りの下り技の習得と連続技の習得。
事前
学修
踏み越し下りや棒下振り出し下りの映像をYouTubeなどで視聴しておく。 時間(分) 60
事後
学修
学習カードで学習状況を確認する。
まなばコンテンツで授業を振り返り、授業を振り返える。
時間(分) 90
15 テーマ 授業のまとめ
内容
方法等
鉄棒運動の連続技を発表し、評価方法について学ぶ。
授業ノートにまとめを提出する。
事前
学修
事前に体操競技の審判法についてYouTubeなどで調べて視聴しておく 時間(分) 60
事後
学修
まなばコンテンツにより、授業を振り返り、授業内容を復習する。 時間(分) 90

教材・参考書

No. 分類 書籍名 著者名 出版社 価格 ISBN/ISSN
1 教材 マット学習カード配布
2 教材 鉄棒学習カード配布
3 参考書 器械運動の授業づくり 高橋健夫 三木四郎 長野淳次郎 三上肇 大修館書店
4 参考書 器械運動指導ハンドブック  中島光広 太田昌秀 吉田茂 三浦忠雄 大修館書店