教育情報の公表
Disclosure of Educational Information
WEBシラバス
SYLLABUS
- 講義名
- データマイニング(3K1)
- ナンバリング
- IK32-CS3-L-22
- 開講学部学科
- 2023経営情報‐データサイエンス
- 開講学年
- 3年
- 開講期
- 後期
- 担当者
- 岡田 真
- 単位数
- 2
- 授業の目的
- 今日の社会では,人々の様々な行動履歴 (移動,購買,Web アクセスなど) は大規模データとして蓄積されるようになり,これをビジネスにおける意思決定や問題解決に活用しようとする動きはますます盛んであり,膨大に蓄積されたデータから価値ある情報を抽出するデータマイニング手法は強く希求されている.本授業では,データに潜在する価値ある情報を規定して,知りたい情報や有益な知識を効率的に抽出する手法を学び,実践により習熟することを期待する.(時間数:90 分 x 2 時限 x 15 回)
本授業は対面で実施する. - 科目に関するDP
(ディプロマポリシー) -
- 特に重要
- 3
- 重要
- 1, 5
- 望ましい
- 2
- 学修到達目標
-
1 基盤となるデータ解析手法 (回帰分析,主成分分析,クラスター分析) について理解して,説明できる.
2 欠測値や尺度混合データやテキストデータの処理法について理解して説明できる.
3 データ匿名化とプライバシー保護データ解析について理解して説明できる.
4 上記の項目に関して,プログラミングを通じてデータ解析に実装できる.
- 関連科目
- プログラミング実習 I, II,情報数学
- 評価方法
- 受講態度 (10%),平常点 (30%),通常試験 (60%) で評価する.平常点は小テストやレポートによって評価する.
- 受講心得
- 本授業はデータ処理の応用であるデータマイニングについての講義であり,データ過多の現状において情報の抽出や選択に有用な内容である.平素より復習・予習で知識の習得とその実践に積極的に務めてほしい.なお,講義に教科書以外の補足資料を配布する場合がある.
- 関連リンク
授業計画
1 | テーマ | データマイニングの概要 | ||
---|---|---|---|---|
内容 方法等 |
データマイニングの概要,今後の講義についてのガイダンス | |||
事前 学修 |
シラバスを読んで授業の概要について大まかに理解する.またテーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
講義内容を振り返り,理解を深める | 時間(分) | 120 | |
2 | テーマ | 回帰分析 | ||
内容 方法等 |
回帰分析の解説と実践 | |||
事前 学修 |
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
講義内容を振り返り,理解を深める | 時間(分) | 120 | |
3 | テーマ | 主成分分析 | ||
内容 方法等 |
主成分分析の解説と実践 | |||
事前 学修 |
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
講義内容を振り返り,理解を深める | 時間(分) | 120 | |
4 | テーマ | 最小 2 乗基準に基づく主成分分析 | ||
内容 方法等 |
主成分分析のうち,最小 2 乗基準に基づく主成分性の解説と実践 | |||
事前 学修 |
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
講義内容を振り返り,理解を深める | 時間(分) | 120 | |
5 | テーマ | クラスター分析 | ||
内容 方法等 |
クラスター分析の解説と実践 | |||
事前 学修 |
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
講義内容を振り返り,理解を深める | 時間(分) | 120 | |
6 | テーマ | 欠損値の処理法 | ||
内容 方法等 |
データマイニングにおける欠損値とその対処方法の解説と実践 | |||
事前 学修 |
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
講義内容を振り返り,理解を深める | 時間(分) | 120 | |
7 | テーマ | ノイズの処理法 | ||
内容 方法等 |
データマイニングにおけるデータ中のノイズとその処理方法の解説と実践 | |||
事前 学修 |
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
講義内容を振り返り,理解を深める | 時間(分) | 120 | |
8 | テーマ | 尺度混在データの処理法 | ||
内容 方法等 |
データ中の尺度が異なるデータが混在している場合の処理方法の解説と実践 | |||
事前 学修 |
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
講義内容を振り返り,理解を深める | 時間(分) | 120 | |
9 | テーマ | テキストデータの分析 | ||
内容 方法等 |
テキストデータを対象としたデータマイニングや分析手法の解説と実践 | |||
事前 学修 |
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
講義内容を振り返り,理解を深める | 時間(分) | 120 | |
10 | テーマ | データ解析演習 (教師あり学習) | ||
内容 方法等 |
機械学習の教師あり学習についての解説と実践 | |||
事前 学修 |
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
講義内容を振り返り,理解を深める | 時間(分) | 120 | |
11 | テーマ | データ解析演習 (教師無し学習) | ||
内容 方法等 |
機械学習の教師なし学習についての解説と実践 | |||
事前 学修 |
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
講義内容を振り返り,理解を深める | 時間(分) | 120 | |
12 | テーマ | 識別機設計 | ||
内容 方法等 |
データマイニングにおける識別機設計についての解説と実践 | |||
事前 学修 |
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
講義内容を振り返り,理解を深める | 時間(分) | 120 | |
13 | テーマ | 性能評価 | ||
内容 方法等 |
データマイニングにおける問題解決のための手法などの性能評価についての甲子悦と実践 | |||
事前 学修 |
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
講義内容を振り返り,理解を深める | 時間(分) | 120 | |
14 | テーマ | システム応用とプライバシー保護データ解析 | ||
内容 方法等 |
データマイニングシステムについての解説と,データマイニングにおけるデータのプライバシー保護の方法とそれを踏まえたマイニング手法についての解説と実践 | |||
事前 学修 |
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
講義内容を振り返り,理解を深める | 時間(分) | 120 | |
15 | テーマ | プライバシー保護データ解析 | ||
内容 方法等 |
データマイニングにおけるデータの匿名化とそれを踏まえたマイニング手法についての解説と実践.さらにこれまでの内容の理解を深めるための実践. | |||
事前 学修 |
テーマに関して,教科書の該当箇所を読み,予習する | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
講義内容を振り返り,理解を深める | 時間(分) | 120 | |
16 | テーマ | 講義の振り返りと通常試験 | ||
内容 方法等 |
これまでの内容についての理解度確認と要点整理. テストの結果は後日報告する.詳細は授業中に指示する. |
|||
事前 学修 |
これまでの学習範囲を見直し,内容について理解を深める | 時間(分) | 60 | |
事後 学修 |
試験を振り返り,不正解と思われる問題を再考する | 時間(分) | 120 |
教材・参考書
No. | 分類 | 書籍名 | 著者名 | 出版社 | 価格 | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 教材 | 基礎から学ぶデータマイニング | 中田 豊久 | コロナ社 | 2,200円 | 978-4-339-02470-8 |
2 | 参考書 | なし | ー | ー |