FUTまちづくりデザインセンターTopics 012|SDGs Target 9 11 13 15
建築土木工学科 下川勇 研究室
下川研究室ではこれまで様々な地域研究を行ってきた。令和4年度からは地域振興ならびにゼミ生の地域研究学習の一環として、伝統産業に潜在するSDGsを明らかにするために、福井県内の伝統産業を自主的に調査している。
そのひとつ越前町梨子ケ平地区は水仙産業が国指定の文化的景観を支えているが、集落の高齢化による技術継承が大きな課題となっており、これまでとは異なる視点で地域を評価する必要に迫られている。
本調査は、地域が認識していない社会的価値を表出することで新たな視座を地域に提供するとともに、ゼミ生が地域調査の基礎的技術を学ぶ機会となっている。
(文責 下川 勇)