FUT 未来ロボティクスセンター
FUT 未来ロボティクスセンター
ものづくりで叶える より豊かで快適な暮らし
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Message

Messageごあいさつ

ものづくりで叶える より豊かで快適な暮らし

我々の暮らしは、数十年前に比べると、家の床掃除をしてくれるロボットや自動で運転してくれる自動車などが開発され、飛躍的に便利になってきました。一方で、「10年に一度の」、「観測史上最大の」といった自然災害が多発し、まだまだ人の無力さを痛感しています。
本学では、それらの問題をロボティクス(ロボット開発のための知識や技術の総称)の力で解決するべく、この度「未来ロボティクスセンター」を開設いたしました。
本センターでは、地域から宇宙にわたる様々な問題を、本学の持つ最先端のロボティクスを駆使し、企業や自治体の協力を仰ぎながら人々の役に立つものづくりで解決していきます。
また、未来を担う若者達が本学で学び、得た知識や技術を活用して地域や地元企業に還元できるよう人材育成も積極的に推進していこうと考えております。

岩野 優樹
FUT未来ロボティクスセンター長
工学部 機械工学科 教授岩野 優樹
Background

Backgroundセンター設立の背景

センター設立の背景

日本では、急速な少子高齢化や頻発する様々な災害や環境問題に直面しています。この福井県においても幸福度日本一と評される一方、若者を中心とした人口流出により、特に農林水産業における人手不足の解消や地域の活性化が求められています。福井県は、高い技術力を有する「ものづくり」が魅力であることは言うまでもなく、その「ものづくり」を基盤としたロボットや自動車の開発により、様々な問題解決が行えると考えています。
そこで、本学の持つ最先端のロボティクス技術や自動車関連技術を福井県の持つ「ものづくり」技術と融合させ、地域社会のみならず地球全体の発展に貢献していきます。

Goal

Goalセンターの目的

地域から宇宙にわたる様々な社会問題を解決する
最先端ロボティクスの実践

高齢化や人手不足の著しい農業現場や災害現場では、福井工業大学が開発している農業支援ロボットや災害対応ロボットを導入し、環境問題にはバイオ燃料やAIを活用した様々な自動車関連技術を総動員してそれらの改善に務めます。
また、本学が進める「ふくいPHOENIXハイパープロジェクト」と連携し、月面に到達した際に必要となる掘削・支持杭貫入ロボットやローバーの開発も積極的に推進し、それらの商品化や管理を福井県下の企業に依頼することで、地域社会の活性化を目指します。
加えて、持続可能な研究開発のため、我々の持っている「知」を次世代に託し、未来へつなげていきます。

Goal
Goal
Mission

Missionセンターのミッション

  • 1最先端ロボティクスを活用した実用的開発
    1. AIを用いた全電動式の草刈ロボットの開発
    2. 自律的水田生育管理および抑草ロボットの開発
    3. アクティブサスペンション&超小型ブレーキの開発
  • 2未来を見据えたロボティクスに関連する基礎的研究
    1. カーボンニュートラルを目指したバイオ燃料に関する研究
    2. 月面での住居建設を目的とした掘削・支持杭貫入ロボットの開発
    3. エネルギーの再利用を中心とするエネルギーハーベスティングに関する研究
    4. ナノテクノロジーを用いた先端材料に関する研究
  • 3次世代のロボティクスエンジニアの育成
    1. 小中学生ロボットコンテストの開催
    2. 実機ロボットを用いた習熟度別プログラミング教程の開発
  • 4地元企業等と連携した地域社会の問題解決
    1. 医療・介護現場の搬送支援システムの開発
    2. 雪害の初期対応を行う除雪ロボットの開発

は一例となります。

Vision

Visionセンターのビジョン

センターのビジョン

本学の持つロボティクスおよび自動車に関する先端的な研究成果・技術力を最大限活用し、身近な地域社会の問題解決から、地球規模の環境問題の改善、さらには未来に人々が実現するであろう月への移住の際に有効なロボット開発まで、幅広い分野でチャレンジを行っていきます。また、持続可能な研究開発を行うため、各種ロボットコンテストを通じて、子供たちに未来のロボティクスエンジニアの芽を出し、本学にて基礎的なエンジニアリング教育を行い、地元企業の協力を得てインターンシップ等で実践的な技術を身に付けた上で、最終的に地元企業で活躍する人材の育成していきます。

Outlook

Outlookセンターの将来展望

未来ロボティクスセンターの得意とする「ものづくり」技術を最大限に活かし、AI&IoTセンターと強固に連携を取ることで、より高度で親和性の高い革新的なシステムの開発を行います。
また、まちづくりデザインセンター、ウェルネス&スポーツサイエンスセンターと連携し、より広くより深く地域社会とつながり、人々の役に立つロボットの開発を行いつつ次世代の人材育成にも務めます。
さらに、ふくいPHOENIXハイパープロジェクトと連携することで、その開発のフィールドを宇宙にまで広げていきます。
このようにFUTがチーム一丸となり、すべての「知」を次世代に託し、未来へつなげていきます。

センターの将来展望
Project Member

Project Memberプロジェクトメンバー

岩野 優樹

センター長

工学部 機械工学科
教授
岩野 優樹
土屋 高志

副センター長

工学部 機械工学科
教授
土屋 高志
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