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2014.12.23

福井市上味見地域に5連水車を設置

笠井研究室で制作した水車

◎低炭素化社会実現に向けた小水力発電機設置
 低炭素化社会実現に向けた取り組みとして、一般社団法人伊自良の里振興協会とデザイン学科 谷内眞之助教授、電気電子情報工学科 藤田輝雄教授、経営情報学科 笠井利浩准教授らが連携し、上味見地区の住民と共に様々なタイプの小水力発電機を設置しています。

◎5連水車の開発と設置
 今回製作した5連水車(ナノ水力発電機)は、自転車の前輪に塩ビで作製した羽根を付けた水車を5機連結したもので、笠井利浩准教授の設計・指導により笠井研究室の学生とデザイン学科学生によって約1ヶ月の製作期間を経て製作されました。この5連水車は、12月21日(日)に上味見地域の神当部地区に設置されましたが、設置時は雨や雪がちらつくあいにくの天気で、頭から水を被りながらの厳しい作業を行いました。5本ある噴射ノズルを付け終えた途端、シュパーという音と共に5連水車が回転し始め、30個のパワーLEDを使った電灯が明るく光り始めました。総発電電力は12W(2.4W×5機)で、120m離れた神当部地区集会所の入り口を照らす門灯に使用されています。笠井研究室では他の研究室と共働し、地域の住民と共に行う問題解決型のPBL教育を推進します。


上味見地域の方々と笠井研究室メンバー


お問い合わせ:経営情報学科