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2020.02.28

【建築土木工学科】フィリピン日本語学校建設プロジェクト活動報告

五十嵐研究室と清水研究室では、フィリピン・ボホール島に建設が予定されている日本語学校校舎の基本設計を行っています。昨年末からスタートしたこのプロジェクトも、1月の施主プレゼンを経て計画がほぼまとまってきました。施主への設計コンペで選ばれた学生らが2月中旬にのべ7日間をかけて現地へ赴き設計の打合せを行ってきました。





02/14 ボホール島での1日目はフィリピンでの建築物の特徴を知るために、歴史ある教会や近代的な公共施設、建築資材を扱う大型のホームセンターなどを回りました。サンゴ礁に囲まれた島であり石灰岩の組積造の教会は2013年の地震で大変な被害を受けましたが、現在はほぼ修復も終わり美しい天井画やステンドグラスを堪能できました。




02/15 建設予定地にて施主を交えてボホール島州立大学(BISU)建築学科Ligan教授と設計打合せが行われました。学生らは設計意図や実施設計時に配慮してほしい点などを、日本で準備した図面や模型、材料サンプルなどを使って説明。専門用語の英訳に苦労しながらの打合せとなりました。辛抱強く打合せにのぞんでいただいたLigan教授に感謝です。


02/16 BISUにて日本語学校2期生の入学式に参列し、生歌やユーモアあふれる司会進行に驚きつつも貴重な体験となりました。式典後もBISUの学長先生や2期生との懇談でたっぷり2時間英語漬けの時間でした。ホテルに帰った後は、昨日の打合せでの変更点を確認、図面訂正作業となりました。


02/17 幸い、設計打合せがスムーズに行われたため、最終日にはボホール島観光の時間がとれました。大理石でできたチョコレートヒルズ、霊長類最小のメガネザル「ターシャー」自然保護区、ビーチなどを案内していただきボホール島の自然や文化を楽しんだ1日となりました。













青池理事長はじめ担当の皆さんのおかげで充実した研修及び打合せを行うことができました。建物の完成が大変楽しみです。一方で学生たちはフィリピンの方々との会話に積極的に挑戦し、合わせてボホール島の歴史、文化、自然、食べ物などを満喫したようでした。ありがとうございました。


お問い合わせ:建築土木工学科