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2024.02.19

【報告その5】 令和6年能登半島地震に対する諸活動について_R06/02/19 更新

 令和6年能登半島地震において被災された皆様ならびにご関係の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
福井工業大学では、科学研究と防災実践の活動を通じて、被災された地域の復興を全力で支援してまいります。
その一環といたしまして、ここでは今回の地震に関連した諸活動を随時報告いたします。 

地域連携研究推進センター長 川島洋一

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研究室の調査研究活動等  
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■市川秀和|工学部建築土木工学科教授| LINKS> 教育研究業績
 
【活動内容】(R06/02/19更新 NEW )
02/08(木) 文化庁の国登録文化財建造物担当官が七尾市内の視察後、すぐに七尾市内の文化財所有者を中心に今後の相談がこの1週間(~16(金))にわたってメールや電話で多数寄せられ、その個別対応を丁寧に尽力した。
02/13(火) 「第1回令和6年能登半島地震 被災文化財等救援支援委員会・被災建造物復旧支援委員会」が、石川県庁14階1407会議室にて対面とオンラインで開催され、 福井県から唯一オンラインで参加した。
まず国立文化財機構・理事長の島谷弘幸氏、そして文化庁鑑査官・山下信一郎氏、石川県教育委員会長・北野喜樹氏からそれぞれ挨拶があり、続いて能登各地の被害状況が能登文化財連絡協議会長・東四栁史明氏から詳細な報告があった。最後に文化財防災統括リーダー・小谷竜介氏から今後の進め方についての説明があり、その後いくつかの質疑を経て、1時間ほどで終了した。
02/15(木)能登半島被災建造物復旧支援委員会の石川県担当・山崎幹泰(金沢工業大学)より石川県エリアの具体的な進め方をめぐって意識共有のためのメール配信があり、至急検討していくことになった。

【今後の予定】
02/23~25 能登半島各地の被災状況調査を引き続き実施する予定である。

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【過去4回の報告より】
01/20(土) 七尾市中心部・和倉温泉の被害状況を確認し、地元の被災者と意見交換。
01/22(月) 日本建築学会災害委員会と歴史意匠委員会、文化庁・文化財防災センターによる「文化財ドクター派遣事業」についてのオンライン会議に参加。すでに個人的に被災地で調査されている研究者間の意見交換と、今後の文化財建造物を中心とした現状調査と修復等について打ち合わせ。
01/28(日) 北陸中日新聞記事に専門家のコメントとして掲載(「北陸の文化財も打撃」)
01/29(月) 日本建築学会災害委員会と歴史意匠委員会、文化庁・文化財防災センター石川・富山県建築建築士会、日本建築家協会等による合同の「第3回文化財ドクター派遣事業」のオンライン会議に福井県代表として参加した。前回に続き、研究者間の意見交換で七尾市での現地調査を紹介した。
01/30(火) 上記情報(能登の文化財被害状況と文化財ドクター派遣事業など)を福井県内の建築関係者(福井工業大学・福井大学・福井県・福井県建築士会・ヘリテージ協議会・日本建築家協会)と情報共有するためにメール配信し、意見交換を行った。
02/02(金)  「文化時報」一面トップに調査活動が掲載された。
02/03(土)   七尾市の中心部・中島地区・和倉地区を現地調査し、国登録文化財、指定文化財、未指定・未登録の歴史建築物における被害状況を確認し、所収者と管理者、関係者と今後の復旧支援相談に対応した。
02/04(日)「福井新聞」に調査活動が紹介された。
02/05(月)  日本建築学会・文化庁等による「第4回 文化財ドクター派遣事業の打ち合わせ」オンライン会議に参加し、七尾市の被災状況を報告。
02/06(火)  上記オンライン会議の情報を福井県内の建築関係者(福井工業大学・福井大学・福井県・福井県建築士会・ヘリテージ協議会・日本建築家協会)と情報共有するためにメール配信し、意見交換を行った。
02/07(水)  文化庁文化財防災センターによる「令和6年能登半島地震被災建造物復旧支援委員会準備会」オンライン会議に参加し、現状の確認と今後の進行について議論した。

(以下 2月5日の七尾被害報告の資料より抜粋)


Sheet 01

Sheet 02

Sheet 03

Sheet 04

Sheet 05

Sheet 06

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■宮本裕司|工学部建築土木工学科主任教授|まちづくりデザインセンター所属|R06/01/19 報告 
【活動内容】
活動団体名:日本免震構造協会、日本建築学会の災害調査委員会
日程:2024年1月13日~15日 場所:石川県小松ー金沢ー内灘ー羽咋ー七尾
活動概要:地震被害の現地調査により、液状化、建物被害、免震効果等の状況調査を行った。
【今後の展開】
現象解明による学会誌、論文への投稿、設計指針への提言等を予定している。

LINKS> 教育研究業績  /  まちづくりデザインセンターTopics

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■竹田周平|工学部建築土木工学科教授|まちづくりデザインセンター所属|R06/01/19 報告
【これまでの活動と今後の予定】
 この2年間,昨年5/5に発生した奥能登地震を含めて調査を継続中。
珠洲の地元のから情報を共有している。震災のエピソードを整理を行う中、今回の震災が発生した。
震災後に加賀・あわら方面の一次調査済みであり、今後は能登のみならず被災エリアを網羅する調査を実施予定である。また、研究室及び自治体や他の大学、学会関係と連携してインフラのみならず,医療,福祉,障害,避難,避難所等の分野を中心に活動を行う。

LINKS> 教育研究業績 
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■三寺潤|環境学部デザイン学科教授|まちづくりデザインセンター長|R06/01/19 報告
【これまでの活動】
 日程:2024年1月3日
 場所:田上新町地区
 活動の概要:田上新町地区の住宅崩壊に関する現地調査を実施した。(安全確認が取れる場所から)
【今後の展開】
現在、まちづくりデザインセンターとして中期的に支援の可能な活動をとりまとめており、地域自治体等へも情報提供する予定。

LINKS> 教育研究業績 FUTまちづくりデザインセンターサイト 

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【福井工業大学の研究・社会活動全般へのお問合せ】
 FUT地域連携研究推進センター
 TEL_0776(29)2661 FAX_0776(29)7843
 Email:futcrc*fukui-ut.ac.jp(*を@に変えてください) 


お問い合わせ:社会連携推進課