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2022.12.28

環境食品応用化学科:学生生活編




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みんなの疑問に答えよう!!

Q.1,いまいる高校(コース)が理系というよりも文系よりですが、大丈夫ですか?

A.1基本的に、学科の内容は理系です。しかし、文系の学生でも対応できるように初年次から準備されています。卒業時には、理系として卒業できるカリキュラムになっています。
例.1文系から理系に変えた学生さんや理科の実験に興味がある文系の学生さんも在学しています。実験は好きだけど、理系(数学)と言われると少しに苦手意識があった学生でも、現在、みんなと一緒に、実験なども頑張って、理系として頑張っています。

Q.2,コロナ禍でも実験の講義が受けられるのですか?

A.2新型コロナ対応の対策を行い、安全な状態で、原則対面での実験の受講可能です。(状況に併せて、遠隔(リモート)に切り替えをする場合があります。)
例.22020年度は、一部リモートで実施しましたが、後期から、対面実験を少人数・短時間とし実施し、事情により来学できない学生にはライブ配信を実施しました。2021年度は、状況をみて、原則対面で実験を行いました。2022年度は、原則対面での実験の予定です。

Q.3,卒業後はどんなところにすすんでいるんですか(進路)?

A.3メーカー系が多いです。研究開発・品質管理を目指す場合、理系なので、大学院を目指す学生もいますし、工場や営業や事務に従事したい学生は学部で卒業をして、就職をしています。
例.3医薬品メーカー、化学メーカーから、銀行、ドラックストアなどへの就職や理科教員になった学生もいます。また、より専門的な知識と技術を身に付けるために本大学の大学院に進学する学生や、大阪大学や福井大学などの大学院へと進学する学生もいます。

Q.4,教授陣との距離感(関係)はどうですか?

A.4距離は非常に近く、学生も教員も同様に感じています。
例.4担当教員制をとっていることからも距離は近いです。また、科学実験プロジェクトなど、外部のイベントに一緒に出掛けていき、一緒に行動しているケースもあります。

Q.5,はやく研究をしてみたいのですか?

A.51年生の後期から早期研究室配属制度を設けていますので、まずは先輩を見学することから始めて、実際に4年生になる前に、研究に着手できる体制があります。
例.5:毎年半期で20名ぐらいの早期研究室配属生(希望者のみ)がいます。2020-2021年度はコロナ禍で、学会が少なかったですが、通常は、学会に一緒に行ったり、学会発表の共著者になったり、学部生から研究を体験・携わることができます。

Q.6,クラブ活動をしていても大丈夫ですか?

A.6クラブ系の推薦入試で入った学生でも、勉強もしながら、活躍している学生がいます。
例.6-2020年度吹奏楽部の学生が全国アンサンブルコンテスト(金管8重奏)で、金賞を獲得しています。

Q.7,資格を取得がしたいのですか?

A.7まず、自分が取得したいと希望する資格について相談してください。資格取得の勉強の補助も行えますし、取得後に、奨励金が支給される制度もあります。(対象資格は毎年更新されますので、相談してください。)
例.7今まで、希望した学生すべてが、食品衛生管理者を獲得しています(本学科卒業時、任用資格)。

Q.8,教員になりたいんですが?

A.8教職の科目や講義の単位を修得することで、理科免許(中学・高校)が修得できます。
例.82021年度、正規教員や非常勤を含め教諭として採用されています。今までに、福井を含めて県外での公立や私立の中学校・高校の教諭として、採用され、また、大学の教員としても活躍しています。

Q.9,クラブで活躍をしながら卒業できますか?

A.9, 現在、4年生が4名、3年生が5名、1年生が2名です。以上の学生の中には、GPAの上位の3年生が複数名おり、内1人は食品衛生監視員(国家公務員)を目指して頑張っています。吹奏楽部で、全国大会「金賞」を獲得した学生(4年生)も在籍しています。したがって、強化指定クラブやその他、スポーツに関わる学生さんにつきましても、十分に学んでいただける環境が整っています。

Q.10,スポーツ・健康の学びの内容はありますか?

A.10, 当学科の学びは、化学の広い分野をカバーしており、高校で言えば理科に対応すると考えています。当学科の入学生の中には、高校で理科をとっていなかった学生もかなりの割合在席していますので、1年次最初から、化学で必要となる理科の基礎について授業をして、どの学生にとっても、無理のない学びを可能です。それにより、これまでも、ほとんどの学生が順調に進級して、卒業しています。

 2つのコース(環境や物質等を対象とした化学系の環境化学コース(F1)と生命現象や食品を物質レベルで理解する食品バイオコース(F2))を設けています。しかし、いずれのコースも自然現象を分子レベルから理解し応用するという点では共通であることから、コースの縛りなく共通に学べるシステムを設けており、すべての学生が多様な知識と技術を修得できる体制を整えています。実際、卒業研究では、コースに関わらず学生の興味に従った研究室配属を行っています。自分の興味や適性に沿った力を付けて、将来に羽ばたいていってもらいたいと考えています。

 本学科の化学分野科目としては、有機化学、物理化学、無機化学などを基礎として、分析化学、材料科学、環境科学など応用分野も学んでいます。これにより、地球規模の課題、例えば、エネルギー問題や水資源、環境の浄化・保全・適合材料などの問題を真剣に考えて、地域からグローバルな課題まで広い視野を持った人材を育成しています。

 生物分野の科目としては、1年次には基礎生物学及び基礎生命科学を受講して生物学の基礎を学び、その後、生化学や分子生物学を学ぶことで、生命現象を分子レベルで理解します。特に、専門科目の「栄養化学」では、栄養素がどのように消化・吸収され、各組織に供給されて使われているかを学びます。したがって、スポーツ栄養学にも深く関連する内容となっています。今後は、より一層、スポーツ栄養学に関連する内容を追加したいと考えています。

 また、食品製造工学や食品醸造学などの食品製造に関わる授業や、食品衛生学、食品安全学などの食品衛生に関わる授業にも重きを置いています。食品の安全性に関わる知識は、食品に関心のある、スポーツをしている学生さんには特に興味を持ってもらえる分野かと考えています。

Q.11,実験・実習について、環境食品応用化学科ではどのようになっていますか?

A.11, 当学科は、実験・実習に力を入れています。学生は、あらかじめ実験原理を理解して計画をノートに記載して、その後、授業に臨みます。授業では、グループで協力しながら実験を行い、結果について議論します。その後、レポートをまとめて提出します。この一連の作業(研究で通常行う作業)を通して、現象を科学的な視点で理解して、その結果をまとめ、そしてその結果を他者に適切に伝える能力が向上します。

 実験・実習は、高校で理科を選択しなかった学生さんにとって、最初は少しハードルが高いかもしれません。そのため、実験・実習科目の際には、TA(大学院生補助者)やSA(4年生補助者)を適切に配置することで、実験のきめ細かな指導を行っています。レポート作成でも、TAに添削してもらうことで、レポートのまとめ方などの能力が効果的に身につくと考えています。このようなきめ細かい指導によって、本学科の学生さんも、適切に能力を伸ばしています。

Q.12,実験・実習について、環境食品応用化学科ではどのようになっていますか?(クラブ活動学生向け)

A.12, クラブ所属の学生さんは、実験・実習のレポート作成にかかる時間を心配されるかもしれませんが、どの実験・実習も授業時間内に終了するように内容を厳選しており、さらに、レポート作成の時間も、授業内に組み込んでいます。したがって、どのような条件の学生さんでも、無理なくレポートを提出できると考えています。また、試合等で実験・実習を欠席せざるを得ないような場合には、これまでも補修時間を設けるなどのサポートをしてきておりますので、ご安心ください。

Q.13,進路や資格はどうなっていますか?(クラブ活動学生向け)

A.13,
(1)食品衛生監視員・食品衛生管理者
 当学科は、食品衛生監視員・食品衛生管理者の養成施設と認められており、卒業と同時に(要単位取得)、食品衛生管理者の資格を取得することができ、多くの卒業生が食品関連の会社に就職しています。また、食品衛生監視員(国家公務員)の試験に合格した大学院生もおり、今年の4月から検疫所で働き始めています。スポーツ推薦で入学した一人の学生は、現在、食品衛生監視員を目指して勉強に励んでいます。

(2)中学・高校の理科教員
 化学の分野を広く学ぶことから、中学・高校の理科教員免許が取得できます。中高理科と中高保健体育の、福井県における令和4年度および5年度の出願状況から、中学・高校の保健体育の倍率は10倍以上で、それと比較して、理科の教員の倍率は3倍以下の状況です。なお、これは福井県に限った傾向ではございません。教育や部活の指導に関心のある学生さんは、理科教員も選択肢の一つとして考えてはいかがでしょうか。
※令和4年度・5年度福井県公立学校教員採用選考試験 出願状況を参考

(3)その他の進路・資格について
 化学を中心とする学科であることから、進路は多岐にわたっています。環境分析技術者や環境保全エンジニア、化学薬品開発技術者や生物学研究社、食品化学研究者を目指す学生もおり、近年、他大学の大学院や内部進学者も増えてきています。本学科では、大学院でより本格的な研究に携わり、専門的な視点から社会へ貢献できる学生を育成することも目指しています。
 就職先としては、小松マテーレや天野エンザイムなどのメーカーだけでなく、ふじや食品や高梨乳業などの食品会社も多く、さらに、検査分析機関や小売業、サービス業、建設業など多岐にわたっております。
 また、在学中に受験・取得可能な資格として、公害防止管理者、毒物劇物取扱責任者、バイオ技術者、食品表示検定、危険物取扱者などがございます。環境計量士は卒業後、数年の実務経験を経て受験資格が得られます。

Q.14,教員の体制はどうなっていますか?(クラブ所属学生向け)

A.14,
当学科では、現在、3名の教員が強化指定クラブの顧問をしております。

 バレーボール部・顧問:古澤教授
 女子ホッケー部・顧問:小松教授
 応援団吹奏楽部・顧問: 原 教授

従って、スポーツをしている学生さんに対して、理解度の高い学科の一つであると自負しています。



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お問い合わせ:環境食品応用化学科 主任教授 矢部希見子