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2023.12.25

【原子力技術応用工学科】FUT公開講座を開催!!

【原子力技術応用工学科】FUT公開講座を開催!!

令和5年12月23日(土)、原子力技術応用工学科担当のFUT公開講座「未来社会を創る 原子力の役割を考える」を開催しました。当日は高校生~一般の方まで総勢153名の方々にご参加いただきました。公開講座では、3名の外部講師ならびに、原子力技術応用工学科の先生方が登壇し、未来を創る原子力の役割について講演しました。


【挨拶】三寺 潤 学長補佐(デザイン学科 教授)

【趣旨説明】原子力技術応用工学科 西嶋 茂宏 主任教授(工学部長)



公開講座では中性子に注目し、創る、制御する、利用する、のそれぞれの観点から下記の通り基調講演を行っていただきました。
【基調講演1】◆もんじゅの跡地に計画している新試験研究炉の取組(創る)
  宇埜正美  福井大学 附属国際原子力工学研究所 所長
  「もんじゅサイトの新試験研究炉 ~中性子を用いて何ができるか~」

【基調講演2】◆原子炉内でどのように反応制御するのか(制御する)
  北田孝典 大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻 教授
  「原子炉での反応をコントロールする」

【基調講演3】  ◆中性子を利用した医療応用(利用する)    
  村田勲 大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻 教授
  「BNCT(ホウ素中性子補捉療法)の工学研究」


宇埜正美  福井大学 附属国際原子力工学研究所 所長

北田孝典 大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻 教授


村田勲 大阪大学大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻  教授

講演会会場2-801教室の様子


また、本学原子力技術応用工学科からは、小型モジュール原子炉(SMR)に関する研究をテーマに発表を行い、パネルディスカッションでは、電力供給における原子力の役割についてをテーマに、会場にお越しの方から質問などもいただきながらディスカッションを行いました。

【原子力技術応用工学科の研究紹介】
  「SMR:小型モジュール炉とは-国内外の現状-」 講師  青木 祐太郎
  「SMRの海上設置のメリットは」                         講師  青木 祐太郎
  「SMRの宇宙応用は可能か」                              教授  松浦 敬三
  「SMRは市民権を得られるか」                           准教授 川上 祥代

【パネルディスカッション】
    「電力供給における原子力の役割」
     パネルディスカッションコーディネータ 原子力技術応用工学科 野村直希 准教授
     参加者:招待講演者及び原子力技術応用工学 砂川武義 教授、来馬克美 客員教授 


原子力技術応用工学科 青木 祐太郎 講師

原子力技術応用工学科 松浦 敬三 教授


原子力技術応用工学科 川上 祥代 准教授

パネルディスカッションの様子


ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!


お問い合わせ:社会連携推進課