お知らせ

　平成30年6月17日（日）に鯖江市嚮陽会館で開催された「さばえ環境フェア2018」に環境・食品科学科 笠井利浩 教授とデザイン学科 近藤 晶 講師、学生4名が参加しました。
　出展ブースでは、笠井研究室と近藤研究室の連携研究「長崎県五島列島の赤島での雨水利用について」を紹介しました。赤島は、水道施設や井戸などがなく、生活用水を雨水に頼って生活している小さな離島です（赤島の面積は、嚮陽会館横の「西山公園」とほぼ同じ）。　　
　昨年夏に、先生2名と学生6名の計8名が、赤島に3週間ほど滞在し、島の中心部の傾斜地に雨水を集める”雨畑”を製作した様子（島の中心部の草木が生い茂る密林のようなところの開墾から、雨を集めるためのポリカ波板製を設置する作業）を、ブース内で流し、活動の様子を来場者の皆様に見ていただきました。
　普段、私たちが水道の蛇口をひねれば、普通に出てくる「水」。本フェアを通じ、改めて「水」の大切さを、皆様方に伝えることができ、また、共感していただき、非常に有意義なフェアとなりました。

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