お知らせ

　平成30年7月7日（土）、ふくいPHOENIXプロジェクトの事業の一環として、ボーイスカウト福井第22団の子供たちとその保護者などを対象とした「天体観測の楽しみ」のイベントを福井市明新公民館で開催しました。
　晴れていれば、天体望遠鏡による星空観察が行われる予定でしたが、大雨のため急きょ屋内での活動に変更されました。初めに、講師であるアマチュア天文家の山本千賀夫さんが、「天の川と星空の不思議な魅力」と題した映像を用いて、分かりやすく「彦星と織り姫」そして「七夕」のお話をされました。その後、ご自身で撮影した天体写真などの説明から、天体、星空、宇宙の魅力を伝えられました。七夕伝説のお話は子どもたちも大変興味深そうでした。天体写真の解説では、望遠鏡とアプリケーションを使えば福井市内でも惑星や星雲の美しい写真が撮れるというお話に、保護者の方々も熱心に耳を傾けていました。
　次に本学が用意した機器を用いて、全天カメラで撮影した星空画像を使ったVR体験を行いました。360°見渡せる美しい星空に大人も子どもも歓声を上げながら覗き込んでいました。こちらもまた福井の星の美しさを実感していただくこととなりました。
　最後に山本さんが用意した反射望遠鏡と、本学から持ち込んだ屈折式望遠鏡にて、天体望遠鏡の仕組みや使い方の簡単な説明を山本さんから行っていただきました。

　参加の子どもたちは七夕の夜のこのイベントを通じて、宇宙の星々により一層興味を持ってくれた様子でした。ボーイスカウトの担当者からは、今後の活動の折にも星空を眺める機会を持っていただきたいという言葉が寄せられました。

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