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2023.03.02

「持続可能な物流の実現に向けて」勉強会に参画しました|FUTまちづくりデザインセンター

JR南福井駅にて 参加した3研究室の全体写真


ー勉強会開催の経緯ー

 令和5年3月1日(水)午後、JR貨物南福井駅構内の会議室において「SDGsと持続可能な物流の実現に関する勉強会」が実施されました。

 この勉強会は、福貨通運株式会社様が、昨年福井県が普及推進を目的として募集した「ふくいSDGsパートナー活動応援事業」として採択され、持続的な物流の実現に向けて県内の大学生や現役の物流担当者にが協同して将来提言を行うことを目的とした事業の一環と開催されたものです。

 そこに県内大学の代表として参画することとなったのが、「福井工業大学まちづくりデザインセンター」に所属する3つの研究室(デザイン学科の三寺研究室、建築土木工学科の吉村研究室、経営情報学科の近藤研究室)。当日は各教員と学生の20名、物流担当の方々を合わせ40名以上の参加がありました。 


入線した貨物列車の様子

貨物コンテナの積み下ろし作業

ーJR貨物コンテナの作業見学会ー

 会場となったJR貨物南福井駅の構内は、通常一般の立ち入りはできない場所。勉強会に先立ちJR車両のコンテナ積み下ろし作業の見学会をご用意いただき、参加者はみんなめったに目にすることがないその光景を写真におさめていました。

―物流業界の現状を考えるー

 物流業界では、トラックドライバーの不足、働き方改革関連法改正に伴う労働時間の規制(いわゆる2024年問題)、カーボンニュートラルへの対策など将来的に「持続可能な物流の実現」に向け大きな転換期を迎えています。

 学生たちは、専門コンサルタントの方の講演を聴講した後、参加した関係の方々と膝を突き合わせたワークショップを行いました。その中で事前に用意してきた提案をブラッシュアップさせ、最後に研究室毎にその提案をプレゼンテーションしました。


ワークショップの様子から1

ワークショップの様子から2


ー物流のこれからに向けてー

 この勉強会に参画したことで、各研究室の学生たちも専門分野の視点を超えて「物流のこれから」という共通課題とじっくり向き合う機会を頂きました。主催された福貨通運株式会社様からは、「すぐにでも取り組みたい提案がいくつもあった。」との講評を頂き、今後も継続していく関連事業が楽しみとなる勉強会となりました。

(文責:社会連携推進課 まちづくりデザインセンター事務局)

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