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2023.07.25
【建築土木工学科】福井県議会土木警察県政調査チームの勉強会で講師を務めました
【R5.6.27(火) 福井県議会議事堂 大会議室にて】
2023年7月1日から改正道路交通法の施行に伴い、新たな車両区分として位置づけられた「特定小型原動機付自転車」扱いの電動キックボードは、16歳以上なら運転免許不要、ヘルメットの着用が努力義務、自転車通行空間の走行可で利用することができるようになりました。
交通まちづくりを専門として、これまでに電動キックボードの走行調査を進めてきた建築土木工学科の吉村朋矩教授(まちづくりデザイン副センター長)が福井県議会土木警察県政調査チームから要請を受けて、改正道路交通法の施行を前に実施された勉強会にて、「電動キックボードの可能性と課題」をテーマに講師を務めました。
これまでの研究成果を踏まえて、電動キックボードの利用による移動の利便性向上と事故リスクの低減(安全面)の両立に向けた施策を進めていくことが大切であることを述べました。さらに、低速かつ多様なモビリティの共生によって、人の心がときめく安全で活気あふれるまちが実現される可能性についても報告しました。
また、交通まちづくり研究室(吉村ゼミ)の学生サポートによって、電動キックボードの走行体験会も併せて行いました。
(参加者の声)
・特徴や課題等を丁寧に説明していただいて非常に参考になった。
・電動キックボードを実際に見せていただいたため、イメージしやすくなった。
・土木関係の視点でも話をしていただいたため、新たな観点からも考えていきたい。
今後の政策を議論される際に、有効に活かしてもらえることを期待しています。
【当日の様子】▶ https://www.instagram.com/p/Ct_L57UrMJa/
交通まちづくり(吉村)研究室のInstagramでご覧いただけます。
【本件担当】
FUTまちづくりデザインセンター/建築土木工学科
お問い合わせ:建築土木工学科