出前講義・出前実験

SDGs理科実験教室を武生東高校で開催|環境食品応用化学科×越前市 連携事業

令和4年12月27日(火)、武生東高等学校において「SDGs理科実験教室」が開催されました。この教室は、越前市と環境情報学部環境食品応用化学科の連携事業で、高大連携による効果的な理科教育を試行すると共に、SDGsへの興味関心を持ってもらうことを目的としています。
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実験の様子から

対象となった高校1年生37名は、生物分野と化学分野の2グループに分かれて実験をスタート。最初は大学の見慣れない専門的な機器の使用方法に戸惑いながら恐る恐る操作していましたが、先生方やサポートの大学生の指導を受けて、次第に実験に没頭していきました。

生物分野|「動物細胞の観察と培養肉製造体験」(指導:古澤和也教授)
自分たちで培養皿から採取したニワトリの筋芽細胞をコラーゲン水溶液に混合し、リン酸緩衝液中にピペットで流し込みました。そこで線維状の培養肉ができていく様子を目の当たりにして、みんな興奮している様子でした。

化学分野|「分子の世界を垣間見る‐香る小分子と世界最初の人工高分子の合成」(指導:蔵田浩之教授)
ナイロンを合成するこの実験では、試薬を混ぜたビーカーにピンセットを入れて持ち上げると白いナイロンが糸状に伸びてゆきその様子に驚きながらも、引き上げた糸状のナイロンを自分たちで上手に巻き取っていました。


生物分野担当の古澤教授

化学分野担当の蔵田教授

実験を終えて

生徒たちからはこんな感想をもらいました。「今までは、化学にあまり興味を持てなかったが、今日の実験で温めたり混ぜたりしただけで全く違う物質に変わり面白かった。化学を勉強したいと思えるようになった」「培養肉と聞いて最初はどのようなものか全く分からなかったが、実験を通して基本的な作り方を知り興味を持った。いつか食べてみたい。」

一方で、サポートとして参加した大学生たちも、「事前準備を先生たちとしっかりして今回の実験に臨んだが、予想外のことが発生したりして大変だった。しかし参加した高校生たちが積極的な生徒たちだったので教え甲斐があり楽しかった」と充実した様子で話していました。

「SDGs実験教室」を終えた後も、沢山の質問をする武生東高校の生徒たち。普段の授業ではなかなか体験できない高度で専門的な実験を通して理科(化学)を学ぶ楽しさを感じてくれたようです。


実験に取組む高校生たち①

実験に取組む高校生たち②


(取材協力|金井学園総務部広報課)


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:社会連携推進課

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