教員紹介
Faculty Members' Profiles
環境学部 デザイン学科
Department of Design
池田 岳史教授/博士(学術)
サウンドスケープ(音の風景)
どこか知らない場所を訪れたとき、「この場所は心地いいな」、「歩いていて楽しいな」と思うことがあります。場所の魅力って何だろう。目の前に広がる景色、耳を澄ませば聴こえてくる音…。感覚を研ぎ澄まし、空間の特徴を捉え、魅力ある空間をデザインします。
- 研究テーマ
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- 神社空間とサウンドスケープの変化
- 都市空間の連続性と誘導サインのデザイン
- 観光案内サインによる空間利用者への情報発信 など
三寺 潤教授/博士(工学)
地方都市における「都市デザイン」
地域に根差した「まちづくりの専門家」を育てることを目的とし、フィールドワークなどを通して、「都市デザインとはなにか」をいっしょに学びます。研究では、地方都市に焦点をあてて、「公共交通と土地利用の相互関係(交通まちづくり)」に主眼をおいた研究を進めています。
- 研究テーマ
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- 公共交通を中心としたまちづくり
- 公共空間における都市デザイン
- 観光まちづくり など
川島 洋一教授/博士(学術)
「時間」概念の見直しによる新しい生活空間の創造
現代では情報化社会の急速な展開により、私たちのライフスタイルが大きく変化しています。住宅・オフィス・商業施設から公共建築や地域社会まで、身近な生活空間のあり方と時間概念を見直し、21世紀にふさわしい新しい居住環境の価値観とデザインを提案しています。
- 研究テーマ
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- 建築ファサードの構成手法と「透明性」
- 地域資源の映像化手法の研究
- 北欧の近現代デザイナーの研究 など
藤田 大輔准教授/博士(工学)
子どもの遊び・生活環境のデザイン
幼稚園・保育所の設計・計画を中心に、人間と環境の関わりについて研究しています。デザインはかっこ良さだけではなく、人間の行動や思いが豊かになることが重要。そのために行動観察や意識評価のさまざまな手法を取り入れ、その成果を活かしていろいろな建築物の設計を行っています。
- 研究テーマ
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- 子どもの遊び・生活環境のあり方
- 就学前施設(保育園・幼稚園・認定こども園)の建築設計 など
近藤 晶准教授/修士(工学)
モーショングラフィックスなどの映像制作
広告やロゴデザインなど、グラフィックデザインの表現を動画に発展させ、モーショングラフィックス的な表現手法や、DSLRやドローンなどによる実写を用いた映像制作を行っています。学外からの依頼で製品説明を行う動画コンテンツの制作も行っています。
- 研究テーマ
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- モーショングラフィックスを用いた映像制作
- 印刷物などのグラフィックデザイン など
丸山 晴之准教授/修士(工学)
建築と社会の素敵な関係
歴史や文化に裏打ちされ、社会の基盤である建築は人類の様々な活動を支えています。その建築がもたらす影響や可能性を探り、コンセプト構築~デザイン・設計を通じて、社会の実務により近いところで活動していきます。
- 研究テーマ
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- 人々や企業の活動の場のデザイン
- 産業と空間の関係性
- 空間を資源とした社会整備のあり方 など
小川 貴史准教授/博士(工学)
未来を拓くプロダクトデザイン
ヒトが暮らすために必要になるモノのデザインの分野としてプロダクトデザインがあり、自動車や家具・家電、文具といった身近なあらゆる製品のデザインを対象として実践的なデザイン手法を研究しています。さらに医療機器やロボットといった、日常では触れることのない領域の製品も対象として、デザインプロセスを通じた課題発見や問題解決手法も研究しています。
- 研究テーマ
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- 伝統工芸・地場産業の革新に関するデザイン手法
- スマートタウン・スマートシティにおけるプロダクトとシステム
- アドバンストデザインによる構成論的アプローチ など
玉野 哲也講師/学士(造形学)
ビジュアルコミュニケーションデザインの可能性
ビジュアルコミュニケーションデザインは、私たちの身の回りの社会問題や国際的な課題に対してどれほど有益かを実践的に探求します。具体的な問題解決方法としての貢献や、視覚伝達における文法的構造の基礎研究など、多岐にわたる観点から検討します。ビジュアルコミュニケーションデザインの可能性を最大限に引き出し、社会的な課題への貢献を実現します。
- 研究テーマ
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- ビジュアルコミュニケーションデザインの基礎研究
- デザイン教育の基礎研究と実践
- 持続可能なデザインの研究 など