教員紹介

Faculty Members' Profiles

工学部 建築土木工学科

Department of Architecture and Civil Engineering

宮本 裕司教授/博士(工学)

  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 12.つくる責任つかう責任

教育研究業績

地震に備え、地震に強い建築・都市をめざす

巨大地震は必ず起こります。地震に強い都市をめざすためには、一つひとつの建物の高耐震化が必要です。研究室では巨大地震によって地盤・建物がどのように揺れ、被害を受けるかをシミュレーションし、都市・地域の新しい地震対策を開発している。また近い将来に人類が活動する、月面での建造物基礎の最適設計と、自動化施工を研究している。

研究テーマ
  • 地盤・建物の揺れの予測とシミュレーション
  • 地震でも揺れない絶震基礎の開発
  • 月面レゴリスでの最適基礎設計と自動化施工

竹田 周平教授/博士(工学)

  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11.住み続けられるまちづくりを

教育研究業績

大きな自然災害を軽減する科学技術

限られた経験から、自然災害時の被害を想定することはとても困難です。しかし、いかにこれを想定して防災対策を考えるかが重要です。研究室では、街や都市の防災対策や、病院や学校の防災能力の向上をめざして研究を進めています。

研究テーマ
  • 災害から人々や都市を守る技術開発
  • 病院・福祉施設の防災性向上やデザイン開発
  • 熱中症対策など暑熱災害予防のシステム開発
  • 地域防災計画や防災教育

髙島 正信教授/Ph.D.

  • 6.安全な水とトイレを世界中に
  • 7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 14.海の豊かさを守ろう

教育研究業績

汚泥・生ゴミをエネルギーに!?

私たちの身の回りから大量のバイオマス廃棄物(汚泥、生ゴミ等)が発生します。その中に含まれる物質等を効率的にエネルギー資源化する技術を開発し、循環型社会の構築に役立てることをめざしています。特に、最近は有用微生物を適用する技術を中心に検討しています。

研究テーマ
  • バイオマス廃棄物や下排水のメタン発酵・堆肥化等による処理
  • 湖沼・河川等の水質汚濁とその防止技術 など

仲地 唯治教授/博士(工学)

  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11.住み続けられるまちづくりを

教育研究業績

鉄筋コンクリートの「ねばり」とは?

地震に強い鉄筋コンクリートの建物を造るには、鉄筋コンクリートに「ねばり」をもたせることが必要です。鉄筋やコンクリートなどの材料をどのように組み合わせればねばり強くなるのかを研究しています。
また、そのような建物を速く建てるにはどうすればよいかを研究しています。

研究テーマ
  • 鉄筋コンクリート構造コア壁
  • プレキャスト鉄筋コンクリート構造 など

谷脇 一弘教授/博士(工学)

  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 11.住み続けられるまちづくりを

教育研究業績

橋の健全な維持管理

損傷した橋も定期的に補修することにより、耐用年数以上の期間使用することが可能となります。橋の維持管理のために、点検データをもとに橋の劣化を予測し、限られた予算の中で最適な維持管理が行える支援システムの開発を行っています。

研究テーマ
  • 橋の最適な維持管理計画
  • 橋の最適な耐震設計
  • 社会基盤施設の維持管理のための最適化手法の開発 など

市川 秀和教授/博士(工学)

  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 11.住み続けられるまちづくりを

教育研究業績

福井で活躍する建築家の生き方:新たなローカル・アーキテクト研究

福井市中心部は、1945年の大空襲と1948年の大地震によって凄惨な廃墟となりましたが、地元の建築技術者たちの活躍で復活(フェニックス)し、現在の礎が出来ました。これを先導した建築家の生き方を問い求めることは、新しいローカル・アーキテクト像を構築するために不可欠であり、またこれから地元の建築家を目指す若い学生たちにとっても重要な意味があると考えています。

研究テーマ
  • 福井県戦後建築史における建築家・五十嵐直雄について
  • 福井県での「建築論の京都学派」の地域的展開について
  • 世界最古の建築書:ウィトルウィウス『建築十書』について

多米 淑人教授/博士(工学)

  • 11.住み続けられるまちづくりを

教育研究業績

伝統的木造建築の現状把握

福井県内に残る伝統的木造建築(住宅や寺院、神社など)に赴いて、建物の大きさや高さを測って図面を描いたり、写真を撮影するなどの建築調査や研究を行っています。
これらによって伝統的な木造建築物の残存状況や特徴、当時の状態などを知ることができます。

研究テーマ
  • 福井県内の伝統木造建築に関する調査・考察
  • 神社にみられる拝所の建築史的考察
  • 城郭建築に関する調査・研究 など

下川 勇教授/博士(工学)

  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 13.気候変動に具体的な対策を

教育研究業績

都市のカーボンニュートラルへの挑戦

地球温暖化が私たちの生活環境に様々な悪影響をもたらしている現代、国際的に新しい解決方法が求められています。研究室ではJAXAのCO2観測データを基準として、ドローンによって低高度からCO2の発生源と吸収源を特定し、大気環境のバランスの取れた未来的な都市づくりを提案します。

研究テーマ
  • ドローンによる低高度CO2観測
  • 観測データの解析により都市を評価する研究
  • CO2観測データを都市づくりに応用に関する研究 など

五十嵐 啓教授/学士

  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 13.気候変動に具体的な対策を

教育研究業績

実社会の設計活動と建築教育

大学で学ぶ建築設計やプレゼンテーションを、現実に建ちあがる建物に結びつけるプロジェクトに取り組んでいます。在学中に実際の設計活動に関わり、自分のアイデアが実現していく過程を体験できるさまざまなプロジェクトにぜひ、積極的に参加してください。

研究テーマ
  • 平野純薬本社ビル(福井市)
  • 城戸歯科医院(坂井市)
  • ファボーレ(富山市)
  • アルプラザ武生(越前市) など

西川 隼人教授/博士(工学)

  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 15.陸の豊かさも守ろう

教育研究業績

DXと衛星データを活用したサステナブルなまちづくり

建設分野で利用が進められているドローンやレーザースキャナを使って、建物や地形の3次元デジタルモデルを作成しています。また、人工衛星データを分析して、洪水発生時の浸水箇所やインフラの被害状況把握などの防災分野の研究、都市部の緑地分布や地表面温度の評価などの環境分野の研究を通して、サステナブルなまちづくり実現に貢献することを目指しています。

研究テーマ
  • ICT機器を活用した3次元デジタルモデルの作成
  • 衛星データの防災分野への活用
  • 人工衛星のセンサによる緑地分布や地表面温度の評価

吉村 朋矩教授/博士(工学)

  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 13.気候変動に具体的な対策を

教育研究業績

次世代に引き継ぐための交通まちづくり

現在、日本では本格的な人口減少社会の到来や、度重なる大災害など、多くの課題に直面しています。30年後、50年後を見据えて、次世代により良い都市・交通環境を引き継ぐことが重要です。都市と移動の価値を高めていくためのストリートやモビリティの調査等を通して、人と環境に優しく全ての人が笑顔で暮らせる社会について、都市と交通の観点から考えていきます。

研究テーマ
  • スローカブルでウェルビーイングなまちづくりの実現に向けた調査
  • 自動車依存による観光の低減に向けた新モビリティサービス導入の可能性
  • 移動に対する価値観に関する検証 など

清水 俊貴准教授/修士

  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 12.つくる責任つかう責任

教育研究業績

設計の大事さを伝える

ひとつの建築の設計活動だけでも施主様、施工会社をはじめ、色々な人たちと関わります。設計で「何のため」「誰のため」に図面やパースを描くのか、模型を作るのかを考えることは大事なことです。設計はコミュニケーションです。建築設計活動やワークショップ活動を通じてリアルな建築づくり、設計の大事さを伝えます。

研究テーマ
  • 住宅・店舗その他の建築設計、リノベーションの提案
  • ストローとクリップを用いた立体造形Cotetra/コテトラによるワークショップ
  • 全蓋式アーケードの調査、研究