お知らせ

2022年12月2日（金）、工学部建築土木工学科で開講している講義の交通計画において、国土交通省 近畿地方整備局 福井河川国道事務所長の橋本亮氏をお招きし、講演をしていただきました

橋本所長には、道路の日常管理手法や、老朽化の現状と課題、ドローンやレーザー計測といった新技術による維持管理手法の解説をしていただきました。

---

さらに、災害時に道路が果たす役割や、今年8月に大雨で被災した福井県内の道路の状況ならびに復旧プロセスをはじめ、TEC-FORCEなど地震発生時の危機管理対応、雪害体制、A Iを活用した交通障害自動検知システムといった道路の防災対策について解説いただきました

---

これらの講演を通して、国をはじめとする行政の仕事内容についても触れていただき、受講している3年生にとって、自分自身が将来どのような仕事・働き方をしたいのかといった自身の将来像を意識する機会にもなりました

---

（受講者の声）
■　私たちが快適に道路を利用できている
　　裏で、どのような事業がなされている
　　のかを詳しく知ることができました。

■　災害時にはTEC-FORCEの方々の活躍も
　　あって、早期復旧が実現していること
　　が分かりました。

■　道路や橋梁などの定期点検の話は、
　　現在ゼミで行なっている橋梁の劣化の
　　内容と重なる部分が多かったので理解
　　しやすく勉強になりました。
　　現場のリアルさがわかる大変貴重な話
　　を聞くことができました
。
■　福井は大雪による被害がこれまでにも
　　発生してきていますが、毎年被害を最小
　　限に抑えるために、AIを活用した交通障害
　　自動検知システムなど様々な方法が検討
　　され取り組まれてきているということを
　　初めて知ることができました。

■　こういった機会を講義で提供してくださる
　　お陰で自分たちの就職や将来の選択肢の参考
　　になるので良かったです。

---

今後も、未来志向で時代の変化に適応できる実践的技術者の育成を図る機会の創出を図るとともに、学生一人ひとりが将来の夢に向かった進路選択ができるよう努めて参ります。