お知らせ

　１０月２１日（火）、福井工業大学 福井キャンパスにおいて、「ヨーロッパのエネルギー政策と原子力発電の状況」講演会が、本学及び（独）日本原子力研究開発機構の共催で開催され、本学原子力技術応用工学科の学生 ５０名を含む、８８名が聴講しました。
　講師は、フランスの原子力・代替エネルギー庁（CEA）長官付顧問で、原子力機構 敦賀本部の国際協力特別顧問でおられる、ジャック・ブシャール博士です。
　ヨーロッパにおけるエネルギー政策について、各国の天然資源の保有状況を踏まえた電力需給を紹介いただいた他、原子力発電所を停止しているイタリアやドイツの現状や今後の課題等を説明いただき、原子力発電所の新規建設に意欲的なイギリスの例などを挙げ、ヨーロッパでは大半の国が原子力に賛成の立場を取っていることを詳しく解説していただき、参加した学生らは、熱心に耳を傾けていました。