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2017.09.20

若狭町・学校法人金井学園相互連携協定及び西浦地区交流促進協定調印式


 平成29年9月20日(水)午前11時からリブラ若狭(中央公民館)にて若狭町との相互連携協定及び、西浦地区交流促進協定調印式を行いました。

 調印式には、金井理事長をはじめ本学関係者が出席し、若狭町 森下町長、西浦地域づくり協議会 松本会長、若狭町及び西浦地区関係者8名方々のご出席をいただきました。

 協定書調印の前に、協定の経緯について若狭町総合戦略課 観光交流室 原田室長より、「若狭町では、少子高齢化や人口減少に対応するため、「次世代の定住促進」と「住民自治の推進」を基本戦略としてまちづくりを推進していく中で若狭町の基幹産業の一つである常神半島周辺の「漁業」・「漁家民宿」においても、漁業関係者の後継者の育成と漁村の活性化が大きな課題なっている。
 こうした中、西浦地区において岬小学校が今年6月30日に廃校となり、岬校施設の有効活用策について検討を重ねた結果、福井工業大学関係者が若狭での活動拠点として教育、研究、地域連携活動に活用するとともに、地域間交流、観光交流拠点として、農林漁業・農山漁村体験施設として岬校を活用していくこととなった。
 若狭町と学校法人金井学園(福井工業大学)が相互連携協定を締結し、西浦地域づくり協議会とも西浦地区交流促進協定を締結することで、都市部の若者との新たな交流ルートの創設や観光PR、地場産業とのコラボ、移住定住など、未来を担う若者の人材育成、産業振興、地域の活性化が創出され、将来的な相互発展が期待できる。」とご説明をいただきました。

 協定書調印後、若狭町 森下町長より、「今回の協定には、若狭町の大きな目標、ねらいがある。交流人口の拡大・観光資源等の有効活用・嶺北、嶺南の一体化を金井学園の力添えをいただき図っていきたい。また、若狭町民、特に西浦地区の方々の人情あふれるの人間性の魅力も日本・世界に向けて合わせて発信していきたい。金井学園とのこの深いご縁を大切にし、共にずっと歩んでいきたい。」とご挨拶をいただきました。

 また、学校法人金井学園 金井理事長は、「金井学園として、若狭町との相互連携協定、西浦地区交流促進協定の締結を心待ちにしていた。今回、このように協定締結することができ大変嬉しく思っている。現代における大学の使命は、研究・教育そして地域貢献である。高等教育機関である大学の教員という知の財産を最大限に活用し、若狭町の大きな目標である交流人口の拡大・自然環境、観光資源等の有効活用、国内外に向けた情報発信など、少しでもお役に立てるよう共に取り組み歩んで行きたい。」と挨拶しました。

 最後に、西浦地域づくり協議会 松本会長より、「岬小学校は、私が産まれた年に開校した。鳥も通わぬ常神半島と呼ばれていた地域であるが、国の援助や先人たちのご努力により、道ができた経緯があり、西浦地区の住民においてこの小学校にはとても熱い想いがある。今回廃校となり、地域に若い声が聞こえなくなること程、寂しいことはないと落胆していたが、今回の協定の話を受け、地域づくり協議会をはじめ地元の方たちが今後の交流をとても楽しみに待ち望んでいる。今後とも金井学園・福井工業大学の皆様と末永いお付き合いをお願いしたい。」とご挨拶をいただきました。

 以上、協定書への調印及びご挨拶をいただき調印式を終了致しました。


お問い合わせ:庶務課