お知らせ

現在、福井県坂井市は丸岡城天守（重要文化財）の国宝化をめざす事業を実施しています。この事業に本学工学部建築土木工学科多米研究室の学生たちが協力し、調査・研究を行っています。

右の写真は、丸岡城天守の屋根に付いていた懸魚と呼ばれる部材を調査している様子です。懸魚に塗布されていたと思われる漆などの痕跡を探すために、刷毛などを用いてほこりやごみを丁寧にクリーニングしているところです。

クリーニング後は、塗布材の微量の残存部を採取し、成分分析を行うとともに、写真撮影や図面を作成し、丸岡城天守建築部材の基礎台帳を作成することになっています。