お知らせ

藤森照信氏の講演会「自然を生かした現代建築の作り方」
を開催します！！

　　　　　　　　　　　　　　　　FUT福井城郭研究所
　　　　　　　　　　　　　　　　所長　吉田　純一

東京大学名誉教授藤森照信氏は建築史家であるともに建築設計も手がけ、数多くのユニークな建築を世に送り出しています。屋根にタンポポやニラを植えた「タンポポハウス」や「ニラハウス」、2本のクリの木がささえられた小さな庵室（高過庵）、ワイヤーで吊り上げられた茶室（空飛ぶ泥舟）など、驚くような形の建築。土壁や焼杉など地域特有の材料にもこだわりが見られます。藤森作品の根底に共通するのは「自然を建築にどのようにいかすのか」。無機質になりがちな現代建築に対する警鐘ともいえます。
これらの建築のスライドを通して、藤森氏独特の建築観、あるいは建築と自然の関わりなどについて、お話いただきます。建築に関心のある方はもちろん、一般の方々にとっても興味深いお話が聴けること、請け合いです。多数の方々のご参加をお待ちしています。

　　FUT福井城郭研究所公開講演会
　　講師：藤森照信氏（東京大学名誉教授）
　　演題：「自然を生かした現代建築の作り方」

　　日時：平成27年11月4日（水）14：30～16：30
　　場所：大学１号館805教室