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2025.07.10
経営情報学科 企業経営者を招いて授業内講演会(7/9)を開催


7月9日(水)に、経営情報学部経営情報学科において授業内講演会を開催し、株式会社ホリタ代表取締役社長 堀田敏史氏をお迎えしました。講演では、地域における小売業の実態や、今後のビジネスモデルの展開について、実例を交えてお話しいただきました。
本講演会は、未来協働プラットフォームふくい推進事業(福井版PBL)に採択された事業「顧客満足度向上のためのサービスサイエンス的手法の実践・評価尺度の設計」の一環として、1年生対象の授業「経営情報学概論」内で実施されました。講演の目的は、入学間もない学生に地域企業の取組を伝えることで、地元企業への理解を促し、地域貢献に関心をもつ学生の発掘につなげることです。
堀田氏からは、文具業界を取り巻く環境変化や消耗品としての文具から「価値ある体験型商品」への転換、さらに、POSデータを活用した販売戦略や、社内DX(デジタルトランスフォーメーション)による業務改善などについて具体的な取組が紹介されました。また、組織のビジョン共有に向けたオリジナル手帳の活用や、店舗におけるブランド再構築、地元産業と連携したオリジナル商品の開発など、多角的な経営施策についても説明がありました。
講演後は、事前に寄せられた質問や会場での質問にも丁寧にご対応いただき、学生との活発なやりとりが行われました。特に、「志」や「好奇心」といった人間力の重要性に関するお話は、多くの学生にとって印象深く、自らの将来を考える大きなヒントとなりました。
経営情報学科では、今後も地元企業との連携を通じて、学生の実践力と地域理解を深め、地域振興に貢献できる人材の育成を進めてまいります。
お問い合わせ:経営情報学科