お知らせ

11月25日(土)、東北工業大学において、「第6回工大サミット」が開催されました。

　第1部では、「防災・減災・復興に向けて工業大学ができること」と題して、学長及び学生によるプレゼンテーションが行われました。
　初めに、「自治体・地域が抱える課題解決に向けてできること」と題して、本学からは、池田副学長が「工科系総合大学としての防災・減災・復興の取り組み」として、研究センター間の連携した取り組みについて具体例を交えながら、説明しました。
　学生プレゼンテーションでは、工学部　建築土木工学科　4年　西川可純さん(宮本研究室)が「1948年福井大地震の教訓から学ぶ地震防災」と題して、福井震災の被害と地盤の関係の解明及び人工衛星データによる水害浸水域の評価について発表しました。　
　第2部では、3つのテーマに分かれ、ワークショップが実施されました。
　テーマAは、理工系大学における教育の質保証と題して、3大学による取り組み発表が行われ、本学からは、蔵田学長補佐が各大学における取り組みについてのディスカッションに参加しました。
　テーマBは、工大サミットの大学間連携活性化策と題して、工大サミットの大学間連携を活性化するためには、どのような方法が考えられるか、各大学の教職員によるグループワークが実施されました。
　テーマCは、理工系大学における防災・減災・復興人材育成と題して、第1部で発表のあった学生による詳細なプレゼンテーションが実施され、各大学の学長及び参加者とディスカッションが繰り広げられました。
　また、2つの学生交流イベント(ROBO-ONEとe-スポーツ)が実施され、本学からもそれぞれのイベントに学生が参加しました。どちらのイベントも初戦敗退となってしまいましたが、イベント終了後にも引き続き、学生間の交流が行われ、親睦を深めていました。近年、コロナ禍の影響で、このような学生交流イベントを実施することができなかったため、今回の工大サミットを通し、他大学と交流を深めることができたのではないかと感じました。

　サミットは、各大学の学長が意見交換し、工大サミットにおける「大学間災害時相互支援に関する規程」が制定されるなど、盛況のうちに閉会しました。

　次年度(第7回工大サミット)は、神奈川工科大学で開催予定です。

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