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2026.10.30
甘さはどう測る? なぜ光る? 環境食品応用化学科の体験実験
甘さはどう測る? なぜ光る? 10月24日、環境食品応用化学科オープンキャンパス
2026年10月24日(土)、福井工業大学オープンキャンパスにおいて、環境食品応用化学科の体験型学科紹介を実施しました。
今回は、食品の性質を測定する実験と、物質が光を発するしくみを考える実験を通して、身近な現象と化学とのつながりを紹介しました。
糖度測定と褐変反応を調べる
食品の糖度測定と褐変反応について、実験器具を前に説明を受ける参加者」
大能俊久教授の体験では、「簡単な食品実験 糖度測定と褐変反応」をテーマに、食品の甘さや色の変化について説明しました。
糖度計を用いると、食品の甘さに関係する成分を数値として捉えることができます。また、果物などを切った後に色が変化する「褐変反応」は、食品の成分や周囲の条件によって起こる現象です。
食品を食べたときの感覚だけではなく、測定と観察によって特徴を確かめることは、食品化学の基本的な考え方につながります。当日の公式プログラムでも、糖、糖度計、アミノ酸、メイラード反応などが体験のキーワードとして示されていました。
物質が光るしくみを考える
ルミノール反応から有機EL材料まで、物質が発光するしくみを化学の視点から紹介
蔵田浩之教授の体験では、「発光って何だろう? ~ルミノール反応から有機EL材料まで~」をテーマに、化学反応と発光の関係を紹介しました。
物質が光を発する現象は、化学反応によって生じるものや、電気エネルギーによって生じるものなどがあります。ルミノール反応と有機EL材料は、同じ「発光」を異なる角度から考える題材です。
高校で学ぶ化学反応や分子の性質が、発光材料や電子デバイスの研究へどのようにつながるのかを知る機会となりました。
身近な現象から大学の研究へ
食品の甘さや色の変化と、物質が光る現象は、一見すると異なるテーマに見えます。しかし、どちらも目の前で起きている変化を観察し、測定や実験によって原因を考える点で共通しています。
大学の実験では、現象を見るだけでなく、条件を整え、結果を比べ、そこから仕組みを考えます。こうした方法は、食品の品質や加工を考える研究、機能性材料や発光材料を開発する研究にもつながります。
環境食品応用化学科では、身近な食品から材料、生命、環境まで、化学を基礎として幅広い対象を学びます。今回の体験が、身の回りの現象を科学の視点で見直すきっかけになればと思います。
この学科の雰囲気を短い動画で紹介します。<学科紹介HPリスト>
お問い合わせ:環境食品応用化学科