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2026.10.20
食品を測り、研究者に聞く-10月24日オープンキャンパス- 環境食品応用化学科
10月24日、環境食品応用化学科オープンキャンパス
同じ種類の果物でも、甘さに違いがあるのはなぜでしょうか。
切った果物の色が、時間とともに変化するのはなぜでしょうか。
身近な食品を注意深く観察すると、その中で起きている化学反応が見えてきます。
2026年10月24日(土)、福井工業大学オープンキャンパスを開催します。環境食品応用化学科では、13時10分から「食品の糖度や褐変反応を調べる!」をテーマとした体験型学科紹介を実施します。
担当は大能俊久教授で、学科説明もあわせて行います。
甘さを数値で捉えてみる
体験では、果物の糖度を測定します。
糖度計を使うと、果物の中に含まれる糖分の程度を数値として捉えることができます。実際に感じる甘さと測定値には、どのような関係があるのでしょうか。果物の種類や状態による違いを比べながら、食品を科学的に調べる方法に触れます。
もう一つのテーマは、食品の「褐変反応」です。果物や食品が茶色く変化する現象には、その成分や周囲の条件が関係しています。当日のプログラムでは、糖、糖度計、アミノ酸、メイラード反応などがキーワードとして示されています。
メイラード反応とは、糖とアミノ酸などが反応し、食品の色や香りに変化をもたらす現象です。食品の加工や調理とも関係するため、身近な生活と化学とのつながりを考えるきっかけになります。
ただ結果を見るのではなく、自分で測り、試料を比べ、変化の理由を考える。こうした観察と測定の積み重ねは、大学の実験や研究で必要となる基本的な姿勢につながっています。
学科の教員に直接質問できます
当日は、13時10分から環境食品応用化学科の全教員による「10分間の個別面談」も行います。
進路がまだ決まっていない人も、学科で学べる内容、大学での実験、研究室、学生生活などについて教員に直接質問できます。公式プログラムでは、進路への不安や疑問を一つずつ整理し、次の一歩につなげる面談として案内されています。
「化学と生物のどちらに興味があるのか、まだ決められない」「食品について学ぶと、どのような研究や仕事につながるのか」といった疑問も、大学での学びを具体的に知る入口になります。
世界につながる植物研究について聞く
当日は、環境食品応用化学科の小松節子教授にも会うことができます。
小松節子教授は、植物が環境から受けるストレスにどのように応答するのか、その耐性の仕組みを明らかにする研究に取り組んでいます。研究では、細胞内のタンパク質を網羅的に解析する「プロテオミクス」という手法を活用しています。
また、米国スタンフォード大学と学術出版社エルゼビア社が2026年10月7日に公表した「世界のトップ2%科学者」データベースにおいて、研究者のキャリア全体を対象とする「生涯区分」と、直近1年間の成果を対象とする「単年区分」の両方に選出されました。
このデータベースは、論文の被引用数や研究成果の影響力を示す複数の指標に基づいて研究者を評価するものです。今回の選出は、小松節子教授の長年にわたる研究と近年の成果が、国際的にも評価されていることを示しています。
高校で学ぶ化学や生物が、植物や食料、環境に関する研究へどのように発展するのか。研究ではどのような疑問を立て、どのような方法で答えに近づくのか。研究者本人に尋ねてみることで、大学での学びをより具体的に想像できるでしょう。
化学・環境・食品をつなげて考える
果物の糖度や色の変化を調べる実験と、植物が環境の変化にどう応答するかを調べる研究は、一見すると異なる分野に見えます。
しかし、どちらも対象の中で起きている変化を観察し、化学的な測定や分析によって仕組みを明らかにしようとする取り組みです。
食品の成分や変化を理解することは、品質、安全性、加工方法を考える基礎になります。植物と環境との関係を知ることは、気候や生育条件の変化に対応した作物生産を考える研究にもつながります。
身近な果物を測る体験から、環境や生命を対象とした研究まで。環境食品応用化学科の学びの広がりを、実験と教員との対話を通して確かめてみてください。
【オープンキャンパス情報】
【学科の体験内容】&【オープンキャンパス案内】大学公式:日程・全体案内
https://www.fukui-ut.ac.jp/examination/open_campus/
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この学科の雰囲気を短い動画で紹介します。<学科紹介HPリスト>
お問い合わせ:環境食品応用化学科