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2026.07.09

7/25 特別公開講座~3回シリーズ~ 第1回 雨は、未来の資源になる。IoTで雨水を活かす研究 


ふだん何気なく見ている雨。けれど、見方を変えると、雨は災害時の備えにも、環境を守る技術にもつながる大切な資源です。第1回では、笠井研究室とデンカアステック株式会社が進める「雨水のスマート活用」を紹介します。


大雨や災害が身近な問題となる今、「水をどう確保し、どう活かすか」は、地域の暮らしを支える重要なテーマです。笠井研究室では、共同研究先であるデンカアステック株式会社の大野聖治氏とともに、「IoTで雨水を資源に変える —RainIQが創る未来—」をテーマに発表します。

講演では、これまで「流れていくもの」と考えられがちだった雨水を、暮らしや地域を支える資源として活かす発想を紹介します。産学連携によって誕生し、グッドデザイン賞を受賞した壁掛式雨水タンク「PURE EDEN」の開発エピソードも見どころです。


さらに、新ブランド「RainIQ」では、IoTを使って雨水タンクの状態を離れた場所から見守る技術など、スマートな雨水管理が進められています。高校で学ぶ情報や理科の知識が、実際の製品開発や地域課題の解決につながっていく例です。

この取り組みは、研究室の中だけで完結するものではありません。能登半島地震の被災地支援、フィリピンでのプロジェクト、公的機関の水質検査をクリアした雨水飲料化システムなど、社会の現場へと広がっています。

当日は、「あまみずドリンク」や雨水ラーメンなど、雨水を活かすユニークな取り組みも紹介されます。科学の力で、身近な雨がどのように未来の資源へ変わるのか。環境、防災、IoT、ものづくりに関心のある高校生に、ぜひ知ってほしい内容です。



▶卒業生も社会の現場で挑戦中


笠井研究室で学んだ卒業生の濱塚さん(石川県出身)は、現在、雨水タンクの普及に向けて営業の現場で活躍しています。
研究室で雨水タンクの開発に関わりながら身につけた知識や情熱は、社会に出てからも生きています。より多くの人に、よりよい製品を届けるために、相手に伝える力、課題を見つける力、工夫する力を日々磨いています。
大学での研究は、卒業して終わりではありません。学んだことが、社会の中で誰かの暮らしを支える力になっていきます。



▶高校生へのメッセージ


雨は、ただ流れていくものではありません。科学とIoTの力で、地域を支える資源に変えることができます。環境、防災、ものづくりに関心のある高校生に、ぜひ知ってほしい研究です。

▶当日の見どころ

•   捨てる雨」を「活かす雨」に変える発想
•    IoTで雨水タンクを見守るスマートな技術
•    産学連携から生まれた雨水タンク開発の舞台裏
•    被災地支援や海外プロジェクトへの広がり
•    雨水ドリンク、雨水ラーメンなどのユニークな取り組み


▶申込案内


7月25日の特別公開講座では、福井の食文化を支える「米」「水」「発酵」をテーマに、環境食品応用化学科ならではの研究を紹介します。高校生、保護者の皆さま、地域の皆さまのご参加をお待ちしています。詳しくは大学公式ページをご覧ください。
https://www.fukui-ut.ac.jp/news/event/entry-12644.html


お問い合わせ:環境食品応用化学科