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2026.02.17
【リレーコラムVo.10】老いから学ぶ
老いから学ぶ
頭では十分に分かっていたつもりでも、「老い」という現実には戸惑いを隠せません。これまで積み上げてきた無理や無茶というツケが、まるで50歳を機にやってくる請求書であったかのように、私の健康は50歳を過ぎた頃から次々と回収され続けています。
とはいえ不思議なもので、痛みや不調と向き合うことで、改めて「自分の健康は自分で守らなければならない」という当たり前の事実にも気づかされます。若い頃、多少の痛みは気合いと根性で乗り越えられると信じていましたし、怪我をしても、回復する力は無限にあるかのように感じていました。しかし今は「頑張り方」を間違えると翌日どころか翌週まで響き、仕事や生活の質を大きく低下させてしまいます。健康という資本が目減りしていくのを肌で感じながら、「これをやっていいですか」、「もう休んだ方が良いですかね」などと身体にお伺いを立てつつ機嫌伺いをしていくことが、日常の最重要事項となりました。
これまでは多少の不調があっても現場に立つ時は不思議と気持ちが引き締まっていたものですが、最近は学生の前でも弱音を吐いている自分がいます。彼らには「健康のために運動を!」と熱く語り、アクティブな生活を勧めておきながら、実は自分が一番その言葉を必要としている。そんな矛盾に苦笑しつつ、「今からでも遅くはない」「まずは小さな一歩から」と言い聞かせながら、まずは自分自身が実践者でありたいと、ストレッチや自重トレーニングを続けています。
お問い合わせ:社会連携推進課