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2017.08.18
課題成果発表会を開催しました。“ふくいPHOENIXプロジェクト”観光文化研究軸
平成29年7月29日(土)、平成28年度に文部科学省から採択を受けました「私立大学研究ブランディング事業“ふくいPHOENIXプロジェクト”」活動の一環として、課題成果発表会を福井市自然史博物館にて開催しました。
今回の、課題成果発表会は“ふくいPHOENIXプロジェクト”の研究活動の一つである、「観光文化研究軸」と本学工学部建築土木工学科の3年生を対象とした開講科目「地域計画」の共通項目である「ツーリズム」をテーマとし、同科目を受講している3年生15名が5グループに分かれプレゼンテーションを行いました。
発表会を開催するにあたり、福井市自然史博物館 坂 靖志 館長、同館 加藤木 秀和 副主幹、福井工業大学工学部建築土木工学科 下川 勇 准教授、同学科 吉村 朋矩 准教授らを講評者としてお招きしました。
以下、課題成果発表会概要等及び各グループのテーマと内容を紹介します。
<概要>
縮小時代の現代日本において地方都市の在り方が問われ続けています。私立大学研究ブランディング事業
「ふくいPHOENIXプロジェクト~観光文化研究~」では、この課題に対して「ツーリズム」という概念を福井
に照射し、地方都市が抱える人口問題や経済問題に一つの解答を見出すべく研究を続けています。
この度の発表会は、工学部建築土木工学科が開講する科目「地域計画」を受講する3年生(15名/5グルー
プ)による、足羽山と足羽川を題材としたツーリズムに関する研究成果を外部に向けて発信した課題成果発
表会です。
<課題テーマ>
足羽山・足羽川の昼のツーリズムと夜のツーリズム
<発表会日程>
日 時 2017年7月29日(土)10:00~12:00
場 所 福井市自然史博物館 レクチャーホール
主 催 福井工業大学
協 力 福井市自然史博物館
<グループ別テーマ・内容>
グループA:“Slow Life ツーリズム”
いつもと違う日常を送りたい人。自然の中で写真を撮ったり散歩をするのが好きな人。
そんな人たちのためのツーリズム。足羽山の四季を感じながらゆったりとした時間を大切にします。
グループB:“福を食す物語”
福井の特産物をメインとしたツーリズム。福井ならではの食文化を、足羽川に設ける予定のデッキや
民泊で楽しみながら作る物語を提案する。
グループC:“Athletic Education”
全国の運動不足の子ども達の身体能力を高めるアスレチックをツーリズムとして足羽山に展開する。
短期・中期・長期の合宿メニューを想定し、宿泊は空家の利活用を提案する。
グループD:“ピクニック・ツーリズム”
生活にゆとりがあり自然が好きな50代以上の夫婦をターゲットとしたツーリズムを提案する。
日中は足羽山を散策しながら運動不足を解消し、夜は民泊において地元の食材を味わう。
グループE:“足羽川のファン・ツーリズム”
日中は子どもや家族を対象にカヌーやボートの体験、夜はグランピングで贅沢な時間を過ごす足羽川での
遊びツーリズムを提案する。
お問い合わせ:社会連携推進課